愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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愛されたがりの処方箋【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

内海ロング

表紙と帯よりも内容はマジメなお話

ネタバレ
2020年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者さん。表紙と帯がかなりアレで購入躊躇いましたがレビュー良かったので読んでみたら、内容はけっこう真面目でよいお話でした。行きずりの関係から始まりベッドで積極的だった奏介は実は堅いお医者さん。押しかけ同居した家政夫またの名をプロヒモの桔平が奏介を大事にしようとするのだが、奏介は桔平の他にも何人も関係を持っているらしい。過去の経験が奏介を性依存症にさせてしまったようで、愛されたいといつも願って、でもその実感がない奏介を、桔平はどうすれば良いんだろう。プロヒモだった桔平が桔平なりに悩んで、真摯に奏介に向き合おうとします。途中すれ違いがありながらも、ラストに奏介のダテ眼鏡のない素敵な笑顔が見られてああほんとに良かった。個人的には黒髪受けでそれも良かったです。真面目な話といいつつエチエロもよくて何だかすみません。。
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