このレビューはネタバレを含みます▼
緒花先生のオリジナルおそらく3作目ですが、前作が2017年「初恋カウンターアタック」だとすると、こちらは2020年なのでけっこう間があいてしまっていますね...。商業イラストのお仕事が忙しかったのかな?それとも他に既刊あります?
内容ですが「初恋〜」の方のレビューでも書きましたが、やっぱり今作もちょっと詩的モノローグなどにより、軽く一読しただけでは分かりづらい構成になっています。
私がバカなだけなのか?とも思いましたが、同じ感想もちらほら。うーむ。
私としては、もうこういう作風ということで白旗をあげようと思います。だってやっぱり緒花先生の描くキャラやネームセンスが好きなんですもの。我々が読解力のアンテナをビンビンに立てていくという方向でどうでしょうか。我々も本気を出して、とりあえず最低でも2回読みましょう。さすればスルメのようにどんどん味がでてきて、「なんかわかんないけど切ない;;」→「そういうことですねわかります切ないですTT!」ってなってきますから!
そして今回は何と言いましても、後日談が物議を醸していますね。
未来を予感させる別れでありながら、その後、明るく健気なワンコ受けを4年も置き去りとは...いくら毒母育ちのこじらせボーイと言えども、ちょっと許し難い。至ひどいよ!4年なんてまさしくロンググットバイじゃないですか。ヤンキースのキャップかぶってるのもなんかムカつくし!
でも、北斗は至のこと好きなんですよね...元鞘、嬉しいんだよね...
じゃあ、仕方ないか〜、、、と、壁は溜飲を下げるのでした。
次回作に期待!