ケダモノ、調教中につき【単行本版】
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ケダモノ、調教中につき【単行本版】

緋いろ/はとり

ケダモノなのはビジュアルのみ…?

ネタバレ
2021年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前無料で1話目を読んでからずっと気になっていて、一冊にまとまったら購入しようと思っていて、やーっと購入できました!お話は普通に面白かったんですが、長い間期待してコミックス化を待っていただけに、あともう一歩という感じでした。本作品は表題作のみ全7話+描き下ろしで合計190ページ。オラオラ系ホストの長虎×ヘアスタイリストの怜名のお話で、ストレスの溜まった長虎が怜名に愚痴をこぼしていたら、なぜかセッ/クスでストレスを発散させようと怜名に提案されて…という展開。長虎のオラオラ系なビジュアルはとても格好良かったですが、見た目に反して性格はそんなに暴君ではなかったかな。怜名曰く、獣みたいなエッチをするということでしたが、絡みのシーンではそこまでガツガツした感じもなかった気がしました。タイトルがケダモノの調教となってますが、意外とケダモノ風だったのはビジュアルだけだったかも。タイトルの通りもっと性格とかも荒々しくても良かったのかなと思いました。受けの怜名ですが、長虎に告白されてその場は逃げ出してしまったのに、結構すぐにほんとは好き!と帰ってきます。長虎が自省するのに必要なワンクッションだったんでしょうが、怜名が戻って来るのが早すぎて、一回逃げるのはやっぱり必要だったのか?と思わざるを得なかったです。絵はとても綺麗でした。私は可愛い系の受け結構好きなのでそこまで気にならなかったですが、怜名のビジュアルがほぼ女子なので、苦手な方もいるかも。
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