ダーティダーリン
」のレビュー

ダーティダーリン

菅辺吾郎

めちゃくちゃ心打たれました

2021年5月29日
フォローさんにお礼が言いたいです。この作品をレビューで挙げてくださってありがとうございます。読んで良かった。読めて良かったです。
酒屋の息子・正児(ゲイ)とホームレス・はまさんのお話。正児が酒屋の隣にある駄菓子屋の店番をしていたところに、はまさんが50円を持ってやってくるところから始まるお話。駄菓子屋に集まる小学生とか、ぼっち中学生とか、いっつも眠りこけてる店主のかじぃとか、わちゃわちゃ和ませてくれるけど、胸をギュッとつかまれるような言葉や場面があって、何度も込み上げてくるものがありました。
多分、響きどころは、これまでの経験とか価値観とかで違ってくると思うのですが、どこかしら、何かしら、心を打つものがあるのではないかと思います。
かじぃが言った「理解していても聞こえないふりをする」は、スピンオフの「ダディダーリン」にも通じるなと思いました。(「ダディダーリン」も読みました!こちらもめちゃくちゃ良かったですー!教えていただいて本当に感謝です!)
後日談のラスト、深くて優しくて、幸せな気持ちになりました。
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