親愛なるジーンへ
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親愛なるジーンへ

吾妻香夜

もうなんか言葉が出ない…

2021年8月12日
ラムスプリンガの情景で村を出たジーンのお話。愛しさばかりで構成されているのに何故か哀しい、というすごい世界観。人は失ってもまた愛せる。喪失感に苦しんでいる最中ですら、本当は誰かに愛されている。そんな気持ちにさせてくれるスゴイ作品です。
個人的には、冒頭と最後で、甥っ子ジーンの叔父に対する眼差しが変わっているのが印象的でした。人の人生を深く知ると、その人のことを愛しく思えるもの。誰もが大切な存在なんだよね。
あー、早く続きが読みたいっ!フォロー様によれば、2022年発売予定とのことなので、それまで私もしっかり生き続ければと思いました。笑
生きる希望にして良い作品です!
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