手中に落としていいですか【単行本版】
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手中に落としていいですか【単行本版】

くれの又秋

落とされているのはどっちですか?

ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互い手中に落とされていますね…!
最近くれの先生の作品にハマっています!
この作品は1巻目がすごく良かったです!なので、そのままのウキウキ気分で続けて2巻目読んだら、ちょーっと急な展開というか、新しいキャラたちの登場の仕方とかを不自然に感じてしまって、少しだけ期待外れでした。が!2巻目とても気になるところで終わっているので、これからの展開に期待したいと思います。
そしてやはりこちらの作品でも感じたのは、性描写の流れがすごく丁寧だな〜という事です。しっかりその行為の段階を踏ませているところや、ひとつひとつの動きが詳細に描かれているところなど、本当に好きです。特に1巻目の5話、Hシーンまでの流れが最高です。余裕があって計算高くて駆け引きじみた事をして新田さんを誘惑する巳鹿島さんですが、実はどんどん気持ちを制御できなくなっていっているところ、たまんないですねえ。頭ガシガシガシッとして、「ダメ 僕がもう 限界」と言った巳鹿島さんの下からのカットアングルは鼻血出ました…!目っ!!!そしてそっからの最後の「嫌いにならないで…」は、心臓打ち抜かれましたね〜。巳鹿島さーーーーーん!大丈夫です、もう新田さんはあなたに夢中ですよ。早く素直になって気付いて、新田さん。
2巻目終盤収録のおまけ、お互いの072シーン、ほぼ無音状態に感じる空気感がとても良いです。その空気感の効果で、それぞれ互いのことを想像しながら想いながらシテる姿に、何倍もの色気を感じました!すごく好きなシーンでした。
3巻が待ち遠しいですね〜。
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