かつとし
」のレビュー

かつとし

上野ポテト

キャラ立ちの勝利

2021年10月14日
かつとし、なんか変なんですよ。妙に距離が近くてそのくせ本音は絶対隠してて。得体の知れない影があって、でも笑顔は子どもみたいでめちゃ男たらし。その辺の解説はバーのママも語っています。ホント便利なゲイバーのママ(オネェ言葉がデフォルト)。揺らぎのある絵柄も相まって穏やかじゃないニオイがプンプンする。読み進めると、かつとしがそんなな理由がちゃんと判るのでスッキリします。

同時収録のリーマンものも、やっぱ一見変なキャラ。でもこっちの方はわりと解りやすくて、タイトル通り甘めのハラスメントが程よい味付けとなっています。オジ受け可愛いし。

どちらの作品にも思ったことは、性的マイノリティが抱える気持ちって割り切れるようなキレイなモノじゃ決してないのだということ。
それが言動に出ちゃったら側から見ればおかしな人に映るのだろな、ってことでした。

上野先生は向こうの人に続いて読むの2作目。次はノイド読まなきゃです!
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