キャッスルマンゴー
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キャッスルマンゴー

小椋ムク/木原音瀬

読まないともったいない少し前の隠れた名作

ネタバレ
2021年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしてる方がハマっていらっしゃる小説家の木原先生原作。後書きによると脚本まで木原先生でネームからは作画の小椋先生とのこと。木原先生の小説がかなり辛いのではないかと買ってあるのに読めてないので、またもや原作漫画から。。2009年〜12年の連載作品。私はこの作品大好きですね〜。キャッスルマンゴーというラブ ホテルを家族で経営している高校生がAV撮影にきた監督と恋に、、すぐ落ちない話。ゲイだというAV監督が自分の大事な弟に手を出さないようにと、ある嘘をつき続けて、、一生懸命家族のために背伸びをして生きる高校生くんを応援したくなります。1巻はまだ可愛らしいのですが、2巻になるとなんだか不幸が当たり前のように転落していきます(←さすがこのあたりも木原先生)。でもハピエン読後感良いので安心してください。

フォローしてる方がレビューで教えてくださったのですが、「リバーズエンド」という小説単行本に過去話とその後の話、「HOLLY MIX」という番外編集に10年後の後日談があるそうで、すっごく読みたい〜!のですが、どちらも電子書籍は販売中止で紙本も絶版らしく古本でしか手にはいらないようです。木原先生の作品、他にも興味ある作品があって検索したら販売中止や絶版が多くてかなり手に入れにくいですよね。。どうにかして作者さんに還元出来るような仕組みを作ってもらいたいです。
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