進撃の巨人
」のレビュー

進撃の巨人

諫山創

進撃し続ける人類の罪と罰

2022年1月26日
感無量です!!!
ひとりスタンディングオベーションしてしまいました。
思えばこの12年足らず、付かず離れず、いつも共にありました。
アニメがFinal seasonに入る前に、初めて知ることを動画で楽しみたいと思い、読むのを止めていました。
が、アニメも佳境に入り、もう続きが気になっていても立っても居られず積読を崩しました。
結果、涙が止まらずグチャグチャな顔で読み終えていました。。。

素っ頓狂な設定に度肝を抜かれた勢いで、否応なしに世界に引き摺り込まれた序盤。
世界がちっとも優しくなく、絶望と希望の狭間でエレン達と共に戦い駆け抜けた中盤。
謎を回収しつつ、新たな過酷な現実を突きつけられ、恐怖でも心が沸き立つことがあると知った終盤。
「心臓を捧げる」ことの本当の意味を理解し、散って逝ったたくさんの馴染みのキャラ達が、愛しくて尊いと心から思えました。。。

果たして人類は救われたのか?
エレン達は自由を手に入れたのか?
戦い抜いたその果てに、待っていたのは希望か絶望か、それとも違うモノなのか。。。

本当に壮大で、かつ人の思いと在り方をまざまざと見せつけられた、まごう事なき名作だと思います。
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