このレビューはネタバレを含みます▼
現実だと少し浮いてしまうかも知れない主人公ミツミちゃん。
空回りもするけど、人を外見や趣味嗜好などで判断・排除しない純粋さで、本来だったら交わらなかっただろう周囲の人たちの輪を繋げていくところに爽快感があるし和み癒される。
素朴さのある画風ながら登場人物達の描き分けもきちんとされているので、更にそれぞれの個性を感じられるところも良いし、表情による感情表現も豊かに描かれる作家さんだなと思います。
【11巻読後追記】始めの頃から何かしらを抱えてそうな描写が多々あったシマ君、どんどん面倒くさいヤツになってるな⁈ 幼少期の傷はしぶとく燻り続けるし、そう簡単に整理がつかないのは分かる。でもそろそろ過去と決着つけてくれシマ君…