レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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現実逃避に2025年2月11日ヒーロー&ヒロインが両方とも王子キャラという設定以外は、ストーリー運びや校内で目立ちまくりの美男美女カップル爆誕など、ザ・王道な少女マンガ。
なんですが、とにかく絵がキレイで目の保養になる。
ただ絵がお上手で美しいあまりに脇キャラも美形でスタイル良くなってしまっており、人目を引く眉目秀麗さを持つヒロイン宵ちゃんがいまいち目立っていないのは残念。
対してヒーロー琥珀君は際立った色気が溢れ出ている… 高校生とは思えない色気もまた目の保養。
お付き合いに至るまでのテンポは少し悪かったですが、今後は宵ちゃんが琥珀君の心の支えになって平和にイチャついてほしい。
美しいもの眺めて現実逃避したい時に読み返してます。いいね
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壮大、切ない、めっちゃ面白い!2024年10月27日最初は九龍城砦が現存しているという仮定の世界線でのヒューマンドラマだと思いお試し分読んでみました。
でもそんな単純な話じゃなかった!面白過ぎて購入せずにいられませんでした。
人々を魅了して止まないミステリアスな九龍城砦内の雑多で活き活きとした雰囲気に興味を惹かれ、本当にこんな感じの生活をしてたんだろうかと色々と検索してしまいました。恋愛だけじゃなく、そういう意味でもロマンとノスタルジックさがあります。
物語も哲学や倫理観をベースに謎が謎を呼び、どんどん引き込まれました。
この九龍内では何が起こっているんだろうとか、あの時の工藤さんの表情の意味は…?とか、空に浮かぶあの物体は何?とか、読んだ後は気になり過ぎて無意識のうちに頭の中で色々と考えてしまうくらい。
鯨井さんも工藤さんも、なんなら登場する人々みんなの想いが切ない。でも決して重くるしくない。
そして作者様があの魔窟と呼ばれた巨大な城砦の外観を描ききっているのも素晴らしい。
謎がどう解き明かされ、ストーリーがどう着地するのか今から楽しみです。 -
どんどん可愛く見える…だと?!2024年1月8日ミステリー要素がありつつポジティブオーラも摂取できて面白い。
現代の基準では主にセクシーなカーヴィボディかスラっとしたモデル体型が美しいとされているし、誰しもどこかで基準と違う部分にコンプレックス抱いてると思う。勝手な見解ですが。
その基準より大分ふくよかな夢子、記憶喪失がきっかけとは言え、とにかく自己肯定感が高く全てにおいて前向き。
たぶん彼女の辞書には、卑屈とか卑下の文字はない。
自称みんなの女神で太陽の夢子にかかれば、事件捜査を担当している嫌味で偏屈な刑事さえも少し感化されてしまう。
夢子のような友達がいたら、時々イラッとしつつも本当に明るく照らす存在になってくれそう。
読み進めるにつれ、どんどん可愛く見えてきます。
夢子のキャリアや恋を応援したいし、同時に存在感が薄かったであろう過去に何があったのか、事件の真相も気になるのでもう少しテンポよく進んでもらえると嬉しい。 -
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怪しさ=癒し2023年11月9日スタッフさん推しというので読んでみたら… いい!
主要キャラ全員が、ほぼほぼ怪しい。
なのにみんなとんでもなくピュアで心底優しい。
ジワっとくる笑いと共にすごくほっこりしてしまう、なんとも形容しがたいジャンル。
怪しい2人の中でもとりわけコワモテなトゲメロン君の人間性スペック高すぎて、ドラ○もん並みに一家に一人ほしい人材。
彼らが暮らす地域のマスコットキャラ、モリー君との絡みにもにっこりほっこり。
実はイケメンでスペック高い2人なのに… 他人には常に優しさで接しているのに… 公園で知育菓子食べただけなのに…
すべての行動が怪しくなって恐れられてしまう2人が不憫だけど笑ってしまう。
(ちゃんと彼らの善行を認識している人々もいるのでご安心を)
死神とトゲメロンに、こんなにも癒されるとは思ってませんでした。 -
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横溝作品を彷彿とさせる2023年5月6日表紙の妖しい美しさが目に留まり試し読みしたら、すっかり惹き込まれてしまいました。
ただ、確かに表紙と比べると本編の作画が雑には感じます。
それでも妖怪が謎を解く鍵となる推理ものという設定がユニークだし、舞台背景は現代なのに昭和初期が舞台の横溝作品のような趣があって面白いには違いないです。
業の深さや裏切りが描かれているので少し重めな展開にもなりますが、頼りない青児さんと彼をペット的に愛でる皓さんのコミカルさがそれを相殺してくれて読みやすい。いいね
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絵、うますぎですやん2022年12月14日雑多な下町にあるなんでも屋ペアが、禍というモンスターを討伐しながらその背後にいるナニカに迫っていくストーリー。
解決事務所の所長、タオさんがとにかくクールでかっこいい…
生まれに謎がある主人公アルマくんが元気いっぱいのお調子者で空気をシリアスにさせないのもいい。
望まず禍になってしまった人など、切ないエピソードもバランスよく盛り込まれてます。
スッキリと無駄のない洗練された絵がうますぎるあまり、画力高〜…という言葉ばかりが出てきて、自分の語彙力低下が著しくなる。
今のところ戦闘は躍動感ありつつも長期化せずさっぱりと描かれていて、バトル苦手勢にも読みやすくて嬉しい。
番外編の和気藹々としたお気楽なタコパ・エピソードが好き。 -
イヤミ成分ゼロキロカロリー2022年10月30日「氷の城壁」の作者さんの作品ということで興味を持ちました。
思春期の深刻になりがちな感情に焦点があたっていた前作と比べて、本作はカラッと明るく違う良さがある。
ギャルな鈴木さんはノリ軽めな陽キャだけど根が真面目で、ちゃんと地味めな谷くんの内面を見てるいい子。
谷くんや周りの友達もありのままを肯定的に受け入れられる、柔軟性を持ったいい子たち。
鈴木さんと谷くんの初々しいやり取りも可愛い。
サクッとした軽い食感のお菓子みたいで、強く心に刺さったり感傷的になったりはしないぶん、何度でも重く嫌な気持ちにならずに読み返せます。
そして軽い食感とはいえ、登場人物たちが自分の感情や気持ちに対して真摯に向き合う描写は、この作者さんならではだと思います。 -
好きってワードしか出てこん2022年10月29日めっちゃ面白い!好き。
連作短編とでもいうのでしょうか、一話でオチのつく寸話が連なって主軸となる目的に向かってストーリーが進んでいくスタイルなのでサクサクと読みやすい。
でもちゃんと登場人物たちの旅の結果がどこにどう着地するのかも気になります。
神さまや神獣の個性も面白く、今後もミタマちゃんのオジキやお母上がどうからんできてくれるのか楽しみ。
自然と人工物、世俗性と神秘性、懐古感と近未来感、色んなものがごちゃ混ぜになった混沌が調和した世界観も素晴らしい。
画力が高く、かつ隅々まで丁寧に描き込まれおり、ヒト型以外の生物や景観、スチームパンクを彷彿とさせる乗り物の迫力にも目を見張るものがあります。
占い弁当とかおむすびビュッフェとか、小ネタもオリジナリティに溢れていて感心させられる。
天然神さまミタマちゃんも、彼女に無遠慮にツッコミつつデレる十蔵くんも、なんなら夢に現れる二足歩行の椎茸すら可愛いし、ユルユルでクスッと笑わせられます。
彼女いない歴=年齢の十蔵くん、一目惚れした神さまミタマちゃん相手にもお前とかバカとか言ってしまうけど、ここぞのところで乙女心とオジキ心を掴みにくる才能がすごい。
世界観の個性が強いということは読み手を選ぶのかもしれませんが、もっと評価されていい作品だと思う。
ひたすら好き。
【追記】連載打ち切りになったって本当ですか…? 旅の続き、もう読めないの…?めっちゃ悲しい… -
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アート作品と海外ドラマを足して割ったよう2022年4月8日本を探しているときはカバーに惹かれがち…ということで、この作品もまずは表紙の独特な雰囲気に目が留まりました。
読んでみた印象、全体的にスタイリッシュ。背景や表情が緻密に描き込まれてるわけではなくコマ割りもシンプルだけど、だからこそ余分な情報がなくスッと視覚や頭に入ってくる。
人種や性別問題にも触れられているけど、重く嫌な気持ちにならない風刺のような感じ。
他の方々も書いているように海外ドラマのようですが、イラスト集を見ているかのようでもありました。
他にはなかなか無い、アーティステックな作風。考察が苦手なので、序盤から随所に描かれている紙飛行機は何を示唆していたのか気になる…いいね
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可愛いけど…2021年9月15日無料分試読させてもらいました。
味のある、クレヨンサッと描いたような画風で、絵本を読んでるような感覚。
犬のしょんぼりした背中や笑顔が想像できて可愛いんですが…コレって、愛犬の日常を綴った趣味のブログでは?
申し訳ないが、お金払って読みたい!とはなりませんでした。いいね
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とにかくキュート!2021年8月12日主人公のリタさんが素直で前向きで寛容、いつもご機嫌で可愛い。夫の森田さんも飄々としていて優しく、自然体かつセクシーでとにかくかっこいい。周りに登場する人達もなかなかの破天荒っぷりだし個性も強いのに、嫌な気持ちになるキャラが全然いない優しい世界。
全体的な雰囲気や表現が、ポップでハッピーでオシャレ。そして「キュート」という言葉がピッタリな作品。
主人公たちはわりとはちゃめちゃな経験をしてるはずなのに、何故かどのエピソードも癒されてしまう。
こんな素敵な夫婦関係、憧れしかない。
周りとの垣根ない人間関係も素敵です。
刺激やコテコテの恋愛ストーリーを求める人向きじゃないかもですが、ハッピーオーラを求める人におすすめ。 -
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