甘い水
」のレビュー

甘い水

松本剛/板垣久生

ちょっと待って…

2022年3月18日
本作も、ずっと読もうかどうしようか迷っていた作品。

でも、どうしても読みたくて読んでみました。
…ちょっと…
ところどころ、息を止めながら読みました。
思っていた以上に心にきて、狼狽しています。
心が小刻みに震え続けています。

若者の苦悩、閉塞的な世界。
優しさ、美しさ、怒り、存在の軽さ、不甲斐なさ。
どうにもやりきれないのに、心に残るのは圧倒的に美しい何かだと感じる。

松本先生、素晴らしい表現者ですね…。
レビューに共感。
漫画を超えて、私も純文学だと感じました。
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