25才ビッグベイビー
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25才ビッグベイビー

夏のティー

あざとくなりきれない健気攻め

ネタバレ
2022年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 見た目は大人、中身は子ども。
しっかり者の幼馴染が解離性記憶障害になり子ども化してしまった。
これはBLなので、そうなった時のアレやコレやを期待しながら読みました。
BL的展開はゆっくり目なのですが、攻めくんがひたすら健気でカワイイ。
健気攻めは守備範囲外だと思ってましたが、こんなカワイイおねだりはサイッコウです。
………
攻めくんが子ども化した事により受けくんが色々奮闘したり反省したり攻めくんを意識したりが丁寧に描かれているし、今後の展開にも期待しつつ、すっごく楽しく読んでいました。
キス(8話)までは。。。
………
様子が変わったのは9話からです。
コレ完全に尺が足りませんよね?
ギュウギュウに詰め込んでドタバタしてしまっています。
終着に向かう方向も、畳む展開もすごく良いと思います。。
でも途中までの丁寧さに見合わない。
気持ち的に落ち着かないままで読むエッチシーンからもエロを感じられずなんかもったいない。
記憶障害をキッカケに変わる関係性とか、攻めくんの一途な秘めた恋が実る事とか、お話的にはすごく好きなんです。
けど受けくんが受け入れた気持ちの動向を、上巻で描いた丁寧さで読みたかったな〜と。
エロも上巻のますたぁ〜べ〜しょんがいちばん良かったかな。
けど健気な攻めくんの、あざとくなりきれない計算とか、素の子ども可愛らしさとか、子どもと大人が混ざって出ちゃうドッキリギャップとかが良すぎました(*^^*)
施設育ちの仲間たちの絆も心温まりました。
………
局部は見えない構図、ますたぁ〜べ〜しょんは白抜きでした。
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