神様なんか信じない僕らのエデン
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神様なんか信じない僕らのエデン

一ノ瀬ゆま

深いような、浅いような

2022年4月11日
あらすじの通り、オメガバースの発祥の物語。

オメガバース、苦手なんです。昔々にはなかった設定で、いくつか読んでみたものの、最近BLに戻ってきた自分には受け入れ難く、ちょっと嫌悪感すら感じてしまう。
この作品はちょっと違う雰囲気のオメガバースなのかな?とあらすじを見て感じたので読んでみました。
着眼点が面白いなと。

が、人類初のΩとαなのは分かったけども、なんでΩやαが発生したのかは結局描かれておらず、正直な感想としては『何のこっちゃ』でした。
タイトルとかあらすじとか、ものすごく深い話なのかなと思ったんですが、そうでもないような。
心が繋がったり惹かれあったりしているというよりは、身体の本能に従う?振り回される?二人という感が拭えずキュンとしなかった。
本当にさわりだけでお話が終わるので尻切れ感もありました。
オメガバース作品をそんなに読んでいないのと、元々苦手なのでグッと来なかったのかも。自分の読解力の問題もあるかもしれません。
人類初のΩとαということでわりとずっと致しています。でもエロく感じなかった…何故だろう…。
絵はとても綺麗だと思いました。
たまにはこんな意見もあるということで。
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