このレビューはネタバレを含みます▼
子供の頃の友達ってなんかいいですよね。このお話は小3のときに数週間だけ同級生でその後は一方的に不定期に電話が掛かってきてその度に藤ノ木はおもしろい話を赤岩に披露するという、藤ノ木聖人か?と思う関係性なのですが、子供のころから居場所を転々としている赤岩に何か元気付けたいって気持ちが生まれたのかな。短編なのであっという間に読み終わってしまいますが、奇想天外なストーリーだけどベースは損得勘定のない友情でこういうのいいなーって思いました。ケツメイシの「友よ~この先もずっと…」のMVを観るといろいろな気持ちがわきあがってたまらなくなるけど、やっぱり友達ってありがたくて大切にしなきゃって思いますね。久しぶりに連絡してみたくなりました。
2018年7月 63ページ