赤松とクロ
」のレビュー

赤松とクロ

鮎川ハル

男同士で親友で恋人。

2022年5月29日
方言ってだけでワタシご飯食べれるかも。
攻めノーマルの赤松くんの方言が好きでたまらない。
素朴さと温かさをにじみ出すには最強アイテムだ。
対照的な東京のひと?っぽいクロ。感情を表に出さないように常にコントロールしてるけど、実は傷つきやすくて繊細だからクール仮面をかぶっています。

性的指向の見えない壁を正面からぶち抜き突破してくる赤松のカッコ良さよ。
大好きな赤松に嫌われたくなくてモジジレしてしまうクロの可愛さよ。
二人の日常がまったり綴られています。

他、クロの仲良しな先輩のお話も入ってます。
先輩のお話、切実で経験のある人にはちょっと苦しい思い出を引っ張り出しちゃうかもね。

サクッと過ぎてしまうような雰囲気だけどしっかりとしたストーリーでとっても充実した作品だと思いました。
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