薔薇王の葬列
」のレビュー

薔薇王の葬列

菅野文

胸が苦しくなります

ネタバレ
2022年6月21日
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誰からも愛されない、と生きてきて、最期も母親から愛されたかった、と孤独な思いと共に戦に向かうリチャードに胸を締め付けられました。愛した人に裏切られたり、愛した人がどんどんいなくなっていくのですが、結局、彼は皆に愛されていたんだ、と。
王までもが不自由だったかもしれない時代背景で読んでて苦しくなる儚くて切ない物語でした。最高です。
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