このレビューはネタバレを含みます▼
フェロモン=結晶って新しいオメガバース!ただ、それが見えるのは特異体質の朱音のみですが絵も美しく、特に肌の質感と腰にかけてのラインがめちゃエロです!勿論内容も素晴らしいのはいうまでもありません!αの両親から生まれたβの牧瀬先生(通称マキ先生)とβの両親から生まれたΩの朱音。それぞれ親とは違うバース性で生まれた家庭にいまいち馴染めていないのが共通点でしょうか。養護教諭と生徒として出会った2人が心の拠り所として惹かれていき、5年後再会を果たします。既にこの時点で運命じゃないかと♪
好きな思いをを燻らせてる朱音と元生徒として親身に接するマキ先生。昔から目が離せない朱音に関わっていく内に序盤からじわじわとマキ先生のガードが緩くなって…でも一線超えない所が確固たる信念で、それが信頼されてきた部分なんだろうと。
ただ後半からは、お酒に酔っていたとはいえ遂にマキ先生の本性が!!普段仏なだけにこの雄味との色気とのギャップシーン満載です!αよりのβの為、朱音のヒートを誘発してくる朱音のルビーレッドと先生のブルーサファイアの結晶(フェロモン)が混ざり合う幻想的な空間が素敵でした。続編が1年後辺りに決まっているそうで楽しみです!マキ先生のお兄さんもでる?で更に妄想が広がります(笑)あとは、朱音のビジネスパートナーの叶芽のアプローチになびかないΩの存在もめっちゃ気になります!
待望の2巻!何故マキ先生はβなんだろう、どうして番えないんだろうと歯痒くなる思いを抱える2人が色んな葛藤に直面して、それをクリアしていく姿が多く描かれていて特にマキ先生の涙には…もうあんなんダメ…
今回何と言っても、マキ先生のお兄さんの存在が大きかった!!あんな完璧で隙のない冷酷そうな兄が弟に溺愛とか!美味しすぎました!!両親に見向きもされなかった弟をさりげなく気遣う優しさ。今も変わらず続いていて、頼られたら助けずにはいられない!似てないかと思ってたけど、意外に似た者同士。朱音が少し惹かれるのもわかるな〜
更にマキ先生の本来の姿が顕著に!続々と明かされてキスマと噛み跡の数!目に見える独占欲に萌える!!これが虫除けになるなら何度でも喜んでやっちゃうマキ先生好き!
チョーカーと先生のフェロモン二重取りの愛に包まれ、守られてる朱音。幸せにね!
次回こそ叶芽の恋!とお兄さんめっちゃ気になる!