しつけがなってない!
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しつけがなってない!

上田にく

動物種、吸血種、神霊種と盛り沢山な世界観

ネタバレ
2022年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 動物種、吸血種、神霊種など特殊体質のヒトと普通のヒトとが存在する世界のお話。血を飲みたくない吸血種の有沢一穂はある日、酔っ払って道で寝ている青年を拾って帰ります。一穂が翌朝目覚めると、隣にモフモフの犬が寝ており、昨夜の青年が動物体質であることを知ります。昨夜の泥酔を謝る森生青波は、生活力が限りなく低く吸血行為もせず栄養失調気味の一穂に、自分の血を飲めと迫ってきます。嫌々ながら青波の血を飲んだ一穂は、動物体質の青波の血のケモノ臭さとその真逆の爽快感にビックリします。青波の方は、吸血に伴う催イン効果にビックリするのでした。吸血行為が嫌で人付き合いもほとんどしない一穂に、青波は一緒に住んで根性を叩き直すと宣言します。ジムで働く体育会気質の青波とホテルマンの一穂との同居生活は、元々犬を飼いたかった一穂が犬姿での朝の散歩を条件に同居を承諾するのですが、犬姿の青波が可愛すぎて一穂は青波を抱きしめたりちゅーしたりしてしまうのでした。この二人と、一穂のかかりつけ医の先生は『ヨメは箱入り息子』にもゲスト出演しています。こちらは普通の人間×神霊体質のお話です。
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