フリップ・フリップ・スローリー
」のレビュー

フリップ・フリップ・スローリー

オオタコマメ

明け方の海の波を眺めているかのような物語

2022年10月23日
こちらの作者様のお話は初めて読みましたが、とても綺麗なお話でラストは幸せな気持ちで本を閉じることのできる作品でした。
レビュータイトル同じく、変わらない波を眺め続けているかの様な話の進み方というか…
喧騒から離れた片田舎での図書館での出会いってなんか…良いですよね…そういう場で出会える人間って善性の持ち主が多いイメージがありましてね…
学び、教養のある人間が放つ言葉は綺麗だと思っていて、作者さまもまたそういったさまざまな知識を持ち合わせているからこその言葉遣いや表現になったのかと思いました。
終盤にかけての波が引いていく感じのストーリーがもう…儚くて、少し寂しくて、幸せになって…と願いながら読みました。
特に私はラストの数ページの互いの言葉が好きでした。
本のカテゴライズとしてはBLというものになりますが誰が読んでも素晴らしいお話だと私は思います。
是非友人にすすめたいですし、このレビューを見てくださった方にも是非お手にとっていただきたいひと作品です。カテゴリーは関係ありません、本当におすすめです。
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