このsubを好きになれるかどうか…辛口失礼

ネタバレ

2023年2月12日

このレビューはネタバレを含みます▼ そろそろDom×subを開拓しようと思いまして、綺麗な絵柄に惹かれました。

包丁を持って脅すsub(奏羽)に全く動じず、柔和に対応する激重執着攻めDom(国哉)の掛け合いが面白く全体的にスムーズに読めます。

Domが強いからsubが弱いと言う単純な話ではなく「subを満足させてこそのDom」と成る程な、と納得出来ました。

一流階級の名家として産まれた奏羽はsub性を持った事で、父から蔑まれ別邸に追い出されます。
そこでDomを定期的に送り込まれ国哉と出会います。

大変申し訳無いのですが、余り悲壮感が感じられず。
私はもっと奏羽が酷い扱いを受けているのかと思いまして、蓋を開ければ衣食住全て揃えられ女中のお婆さん「とよ」までいらっしゃる！普通に恵まれてる…様な気がするような…。

ほぼ家事もせず、不満だけ垂れ流し、「とよ～。お腹空いた」は、自分で作れる様にもう少しがんばれ！とエールを送りたい。
私はもっとギッタンメッタンに虐め蔑まれるsubをDomが救うが好きなんだ、と自分でも非常に嫌な性癖に気付いた次第です。
甘えてるんじゃないわよ、って私何様でしょうか。

何となく主人公が少女漫画を読む感覚でした。
奏羽を女の子にしても違和感なさそう。少女漫画を余り得意では無いので相性かなぁ。

sub奏羽の、掛かった振り作戦はとても良かったですね。
読者とDomから見れば、バレバレわくわく大作戦、またの名を鴨ネギ作戦と呼びたいです。

で、なかなかHなシーンは多くて有難いのです。が、本当に性癖で逐一申し訳ないですが、口を開けてる描写が多くて、いや、それは自体問題無いですが歯科矯正のゴムかけの様な描写が多くて気になってしまいました。
何であんなに唾液伸びてるのかな。

液は汗でも涙でも涎でも(自主規制)液ドンと来い！だけど、糸を引いたゴムかけ唾液はダメなんです。(本物のゴム掛け歯科矯正はOKです)

私の性癖で評価下げてしまい申し訳有りません。