囀る鳥は羽ばたかない
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囀る鳥は羽ばたかない

ヨネダコウ

マテが出来ない

2023年3月4日
私、唐揚げ弁当があったとしたら真っ先に唐揚げから食べ始めるタイプなんですよ。
楽しみは先に消化しちゃいたいというか、欲に忠実なタイプなんでしょう。
そんな中、待ち焦がれまくってモラトリアムを鬼リピしながら8巻まで鬼リピして、もはや矢代と百目鬼は私だったのでは…?と錯覚妄想が激しくなってきたところで9巻発売。
日付けが変わったと同時に購入。
とにかく楽しみすぎて、お年頃的には一日は出来るだけ過ぎ去ってほしくないのに発売日までどうにもマテが出来ないどうしようという矛盾や葛藤を乗り越えやっとの思いで読み始めました。
唐揚げは先に食べる派の私ですが、9巻を読み終えたくない気持ちが強すぎて、中断して用もないのに他の事を始める私。
普段、大して飲まないのにホットティーとか淹れちゃう私。
そんな幾多の困難を乗り越え9巻を読了しました。
読んだ後にモラトリアムも聴きました。
多分顔も百目鬼になっていたに違いありません。
背中に天女ではなく矢代を背負っていたかも。
口調も七原あたりになっていたことでしょう。
大好きすぎてこの熱量の伝え方が言語だけというのは無理がある。
「街中で百目鬼がスカートを穿いていたら私です。」と言えば伝わるでしょうか。
この先矢代がどうなっていくのか気になるところですが、羽ばたく時が来たら二人で羽ばたけると良いなと願うばかりです。
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