MADK
」のレビュー

MADK

硯遼

悪魔的愛情表現過多也(所謂最高)

2023年4月4日
早朝からこの世界にどっぷり浸かってしまった私は今日一日多分使い物にならないと思う。
仕事中も何度もあらゆるシーンを回想し浸っては、ハッと我に返って戒める事十数回。
いっその事レビューにぶつけてしまえっ!と現在に至るのです。

グロ耐性中度の方であればまぁまぁいけちゃう作品ではありますが、物理的グロよりも精神的グロがキツいかも。
主人公が発狂してしまう程の苦しみ渇望を想像するとグロなんてもんじゃないでしょ?
でも、そのなんとも言い難い味わいがこの作品の色。
他のどの作品にもない深淵の味。

えろくは無いです。
駆け引きの壮絶なまぐわい。
そしてその奥のJとM、Kの行為がえろさとはまた別の官能があります。
Jの枯れ果てる様、Mの漲る欲望、Kの絶望的な弱さが脳までびりびりとさせられます。

グロさ重さも確かにあるけれど、題名からも見て取れるように独特のユーモアの延長のような作品。
怖いかもしれないけど!
グロ耐性中度な方でエンドにこだわりの無い方、たまらね〜と言う感想が欲しい方はぜひ読んで頂きたい。

脱帽ですよ。
あらゆる面で。
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