このレビューはネタバレを含みます▼
新刊作者さん買いです。上巻は1〜6話+描き下ろしで201ページ、下巻は7〜12話+描き下ろしで246ページ。DKハルト×エンクレモ王国第3王子レイのお話です。父親同士の交流を通して、小さい頃に日本に滞在していたレイ。当時から思いを寄せていたハルトに再会すべく再来日してきて…というストーリー。じみ先生と言えばDKものという印象ですが、今回はDKものに+異国の褐色受けということで、DKものの初々しさや可愛らしさに加えて更にバージョンアップされてます。しかも上下巻でボリュームもあり読み応えもばっちり。第1話の初出は約4年も前ということで、それだけの時間をかけて描き切って下さったことに感謝です。確かにレイのビジュアルが今までの作品の受けキャラよりも女子っぽいですが、制服を着てる時は意外とキリっとして格好良かったです。レイがピュアで一途&健気で、レイの表情から好きが漏れていて、それにハルトがギュンギュンくるのも分かる!ハルトに向ける笑顔が自然で可愛くて、私もギュンギュンきました。色々エチのチャンスはありましたが、ちゃんとした合体は最後に一度だけ。最終話に描き下ろしが加筆されているということですが、この合体の部分が描き下ろしだったのかな?いずれにしても、ちゃんと二人が将来を見据えて一緒にいることを選択してくれて、読後感も良く読了できました。