神様なんか信じない僕らのエデン
」のレビュー

神様なんか信じない僕らのエデン

一ノ瀬ゆま

とても面白い作品。続きが楽しみ

ネタバレ
2023年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは、αとΩの始祖の話。この時、誰もオメガバースを知らず、性衝動をコントロールする薬はまだできてない。

織人と西央が、とにかく綺麗で可愛くて、エロい。二人が、体の変化に戸惑いながら相手に対する想いを募らせていく展開が面白かった~。絵から、理性がぶっ飛ぶ快感と恋情がぐいぐい伝わってくる。特に好きな場面が、織人が西央に好きだと告白するところ。本当に感動的。二人はこれから、互いを生涯の伴侶と思い寄りそっていくんだろうな。

でも試練も多そう。まだ体の変化についてよくわからないし、すべてが手探りの状態。それでいて突然来る発情期は強烈で待ったなし。まだ二人は高校生で自立できていない。誰に助けを求めればいい?どうすれば無神経な人々のまなざしから、愛する西央を守れる?

織人はおそらく、最善の選択として、医師である父親にすべてを話すと思う。父親の協力を得て居場所を見つけ、体の秘密を明らかにしていくのでは。その後薬品開発の道に進み、性衝動をコントロールする薬を作り上げる。始祖たちの作った薬のおかげで、多くのオメガバースの人たちの自由と尊厳は守られていく・・・な~んて勝手に想像してます。作者様、こんな想像を軽く超える、ドキドキが止まらない感動的な展開をお願いします。

で、重要ポイントが、いつどのようにして二人が番になるか。ああ楽しみ~。絶対盛り上がるはず。期待して待ってます。

*追記* フェロモンの力ってすごいんですね。冬、シャツ一枚で倉庫に一週間とか。突っ込みたいポイントはあるけど、面白いからまあいいか。笑
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