リカー&シガレット
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リカー&シガレット

座裏屋蘭丸

はあぁぁぁぁ。ため息漏れちゃう。

ネタバレ
2023年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ はあぁぁぁぁ〜🖤感嘆のため息を漏らしつつ幸せの余韻に浸れる作品って最高ですね。座裏屋先生の作品にハマり、作品全て集めるべく一冊ずつ購入中。「コヨーテ」や「シャングリラ」の続きを欲して悶える日々を送っているので、こちらは一巻完結で幸せを噛み締めることができて本当に助かりました(笑)
第一話から「テオ、完全にオチるな。。。」の確信を持って読み始めたものの、なかなかオチないもどかしさ。(いや、客観的に見てオチてるんだけどね)
「カミロ頑張れ!」と全力で応援しつつも、テオの気持ちにも共感してしまうから胸中複雑。座裏屋先生、美しい絵でキャラの感情の動きや葛藤を表現するのが本当にお上手。見事に終始2人に感情移入させられました。
ストレートの男性が、男性を好きになる事は自然に有り得る事として、その感情を受け入れるまでの道のりは個人差が大きいのだろうな、と思いました。
第一話から、いや、高校の頃からテオもカルロのことが好きだったのは明白。既成概念が拭えず、周りの目が気になって、なかなか自分の気持ちを認められないまま身動きが取れなくなっていたテオを絆したスパダリカルロ、本っ当によく頑張った!!マジでガチで、いい男!!!(スタンディングオベーション)
正式にカップルになった幸せ溢れる2人を見て、ため息が漏れると共にとても温かい気持ちになりました。

異国の街並み、景色、雰囲気も最高に美しく、素敵なストーリーを更に引き立てていました。やはり座裏屋先生の作品は最高。これからも追いかけ続けます!
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