ハッピークソライフ 【電子限定特典付き】
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ハッピークソライフ 【電子限定特典付き】

はらだ

鬼才!奇才!天才!!最高of最高!!

ネタバレ
2023年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ クッソ面白すぎ!!類い稀なる興奮と歓喜!!完結するまでは…と、ずっとレビューを我慢していましたが、5巻まで来てもう無理!この素晴らしさを語らずにはいられません!!
基本1話完結型の挿される側争奪戦です。

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はらだ先生と言えば心の深層をえぐる衝撃的な作品で、一度ハマったら抜け出せないすこぶる魅力的な作家さまだと思います。
やじるし、にいちゃん、カラーレシピ。どれもこれも弱さ故の歪みが愛おしくて切なくて震えます。
しかし「変愛」「ポジ」など読後感がそれこそポジティブな作品での力量は、前者を上回っていると思えてなりません。
何故だろう?と考えるに、ポジ作品はどれも病みや痛みを得た上で(かわいそう設定)、さらにその先の感情まで行けるからだと思います。
巧みに思考転換させられ、笑い(というか愛ある失笑)に誘導されている。笑いながらえろに突入した…はずなのに時々キュンが待っていてうっかり萌えてしまう。読めない先のオチ感がとても気持ちイイんです。

共感型の読者には痛みでストレスかもですが、面白い作品を全身全霊で受け止める姿勢があれば、最高のエンタメになると思うんです!!

ギャグを描くにはそれ相応なテクニックが必要なのは言うまでもありません。その上に多くの読者に面白い!と思わせるのはかなり難しいと思います。
はらだ作品ではそれプラス作家独自の色を濃く出しつつ、えろもたまらなくえろい。しかも絵がキレイ。さらにエロコメ時々キュンがとても効く。
単純に言えば、「馬っ鹿だなぁ〜」と笑って心底愛せる。ただそれだけなんですけれど。ほんとバカで変態なのに愛しさが止まないカスクズとその仲間たちです。

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4-5巻では「ポジ」の博士発明であったトンデモ事象が神によって実現され笑ったのなんのって!!(そういや触手も博士ネタであったな。)
カスクズ双子疑惑もいよいよ高まって来ています。(私の中で)
本当に目が離せません。
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