うらうらひかる 津々に満つ
」のレビュー

うらうらひかる 津々に満つ

高村秀路

美談で終わらない所にある面白さ。

2023年12月7日
試読と目次見たら即決買っちゃうわこんなの。他人からの臓器移植って半ばベールに包まれてて半ば聖域でほぼ美談じゃないですか。でも美談で終わらない所に人間の本当の喜怒哀楽はあるんじゃないかと思う。特に哀の部分が。2巻では過去の背景が明らかになっていくようです。固唾を飲んで続きを乞います。追記※2巻で完結。読んで良かった。最後のタイトルが『血液』だった事に全ての凄みを感じます。うらうらひかって津々に満ちたのは、血液なのかもしれない。
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