多くを語らないという美学





昔から仲の良かった兄弟がある一線を越えるまでを描いたお話。
その線を越えるきっかけとなったゲイビの存在、兄弟なのに似ていない外見、欲を言えばあれもこれもと知りたくなるのですがひとまず2巻で一旦完結とのこと。いつか続きを…と仰っていますが、私は敢えて触れない多くを語らないところに作者様の美学を感じました。とは言え続刊が出たら真っ先に買いますけどね。
この兄弟は本当に妄想力を刺激します。2巻ラストの兄の涙にあらゆる感情を揺さぶられ、弟の後ろ姿はどこか儚く一抹の不安が残ります。兄弟の行く末を見たいのか見たくないのか、どっちなんだい!と心のきんに君がずっと語りかけてくる読後感。最高でした。

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