薔薇王の葬列
」のレビュー

薔薇王の葬列

菅野文

重い重い愛と秘密の物語

2024年1月17日
ずっとずっと気になっていて、ようやくラストまで読了しました。父と子、母と子、忌み嫌われた存在として求めても得られない愛を渇望するリチャード三世。個としての愛、国を統べる王としての愛。陰謀と裏切りが渦巻く渦中で、最愛の人を自ら手にかけ、身も心もぼろぼろになっていくリチャード。終盤で明かされる自身の秘密やヘンリー、白いのの姿に、最終話を読んだ時には色んな意味で泣きました(涙)作者さま、素晴らしい作品を生み出していただきありがとうございました♪
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