このレビューはネタバレを含みます▼
さよならじゃないんだよ!
いやぁ、ちょっと泣いたわ。至のトラウマと原風景もよくわかる。
やっと言ってくれたそれを聞き、鳥を鳥籠に閉じ込めない北斗は健気だ。たぶん、止めてしまったら、ロンググッドバイだっただろうな…
好きだから。謎な約束にも承諾した北斗。
約束が嫌いな至が約束をした。そのときは、北斗に幼き自分を重ねていた。
日々過ごし、北斗の包容力に触れ甘えを知った。が、「約束」したから守る。辛いことでも。
でも、さよならじゃなく、「いってきます」だった(泣)愛してるよ、ばーかは本心。
北斗が「おかえり」と言ってくれると信じられたから。
だから、また交わる。今度は至が友だちじゃないのがいいと。
燕、戻ってきたね。帰巣本能だ。
そうだろう、そうだろう。北斗は帰る場所を作ってくれている。大事なもの、手放したくないものができて良かったよ、至。
鳥の研究に至ったのも、めちゃくちゃメタファーだし、心情だ。
良かったよ。遠距離、頑張れ。海外じゃないし。この2人なら大丈夫だろな。