獣の王と狼面の番
」のレビュー

獣の王と狼面の番

奥田枠

外見なんて。。。

ネタバレ
2024年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私、前作の「午前2時まで〜」が号泣ものでほんっとに好きだったのですが、23年に出版されたこの作品、獣人ものか、、とちょっとためらってました。続編新刊も出て完結したようで、この機会に読みました。
神様に近い存在である獣の王のゼン(王になるには神様と似た姿であることが必要なので、ほぼ人間の姿にも近い)と、ゼンに拾われて狼族に育てられた人間のシーアのお話。ゼンが王になって番を決めなければいけないことを知り、一計を案じてシーアが狼の面を被って番候補として参上したら選ばれてしまって、さあ交尾はどうする、っていうシリアスな中にコメディ要素もあります。弟のウルが可愛い、すごく偉い。獣人の世界だから基本動物ばかりの一方で、ゼン×シーアはかなり人間に近い外見なので、エチエチシーンもみやすいけど、下巻の後半スピンオフCPでこちらはかなり獣人要素たかい、かも。。
獣人はやはり私の好みではないかな〜。外見なんて意味がないってシーアに叱られそう。申し訳ない。獣人okで続編新刊も含めて安心して読みたいひと向き。星4.5
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