最終電車の恋人たち
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最終電車の恋人たち

ダヨオ

素晴らしい

ネタバレ
2024年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話目の前にある4ページの作品はアンソロジー作品の「#BがLする4ページアンソロジー(そのとき僕は、恋をした!)」の中に収録されています。

たった4ページの作品だったけど、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!となりました。

良すぎて、好きすぎて狂ったし、もっと読みたい連載化して欲しいとも思いました。と同時に、いやいやいやいや、4ページのまま終わる美学もあるんじゃないか?とも。

2020年発売のアンソロジー作品の中に収録されていた、たった4ページのお話が2024年に1冊の単行本となり、上記のようなことを、うだうだと考えつつ、ドキドキしながらページをめくった訳ですが読み始めた瞬間から、そんなの吹っ飛んでしまった!

衝撃の4ページのあとのページも素晴らしかった!めちゃくちゃ良すぎて何度も様子がおかしくなりながら読みました。

4ページの時は名前が無かった2人に名前が付いてるじゃないかと感激し、2人の人となりが分かっていくたびに、もっともっと2人のことが好きになっていきました。

描き下ろしの最後のコマ。春江のカバンの中から飛び出しているものを見て泣きそうになりました。良かったねー、仲良く暮らしてね(あとがきのページのイラストにカバンの中にあるものを待っている存在が描いてあります)

あとがきの下のほうに書いてあるメッセージも、ぐっときました。本当にそうなって欲しいと心の底から強く強く願います。

出版社様、続編、読みたいです。春江と藤嶋にまた会いたいです。
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