君と宇宙を歩くために
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君と宇宙を歩くために

泥ノ田犬彦

スゴイ満足…と思ったらまだ1話だった。

2024年4月22日
そんな事ある?早々の傑作感に続き読むのを躊躇いました。
出来ない事を放置し続けやる気ないヤンキーになってしまった主人公が、変人として遠巻きにされる転校生くん(おそらくASD)との出会いをきっかけに、お互い良い方向に変わっていく青春ど真ん中ストーリー。
交わらなさそうなタイプ違い二人の友情に1話から号泣です。ええ話やぁ…。
ヤンキーくんは現状を良くする為の努力を覚え、転校生くんは難儀な症状を抱えながらも友との関わり方を学ぶ…それぞれ慣れない事に向き合って、視野を広げていく成長性が魅力でした。
他にも嫉妬のカワイイ幼馴染くん、セリフの滋味が素晴らしい先生、コミュ障隠キャ先輩、トキメキ要員ギャルお姉さんなど愛すべきサイドキャラが充実。
最後に作者さまのあとがきを読んで…1話完結予定だったのですね。納得の仕上がりです。
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