溺愛されるアラフォー





2024年4月29日
ドラマチックで派手な感じではないけれど、登場人物達の心情がじんわりと、でも確実に心に染み込んできて、読んでいる時はそれぞれの感情が混ざって、何とも言えない複雑な感じでした。何でこんなにそれぞれの心情が伝わってくるんだろうと考えましたが、一つ思い付くのは表情の描き方の素晴らしさかなぁ。キメ顔にはしばらくページがめくれない程の威力がありますし、雀が虚無の時の顔みたいなギャグ顔には毎度吹き出してしまいました。でも私が特に印象的だったのは何気ないふとした表情。セリフなくても表情だけで感情の微妙なところまで語っている気がしました。
あと、細かい演出が巧みだなと思いました。ぬいぐるみなどの小道具の使い方もそうですが、見せ場で背景が真っ白になるところとか、大胆な構図とか、キャラ数が少ないのも良かった気がします。
後書きで「アラフォーが愛されるBLだーーーい好き!」と叫んでいらした作者様、私もです!雀のアレが揺するとふるふるするのが可愛いって思う慶司には激しく同意!マミタ先生の他の作品も読んでみたくなりました。
あと、細かい演出が巧みだなと思いました。ぬいぐるみなどの小道具の使い方もそうですが、見せ場で背景が真っ白になるところとか、大胆な構図とか、キャラ数が少ないのも良かった気がします。
後書きで「アラフォーが愛されるBLだーーーい好き!」と叫んでいらした作者様、私もです!雀のアレが揺するとふるふるするのが可愛いって思う慶司には激しく同意!マミタ先生の他の作品も読んでみたくなりました。

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tomo88 さん
(女性/30代) 総レビュー数:26件