パラスティック・ソウル
」のレビュー

パラスティック・ソウル

木原音瀬/カズアキ

BLシリーズ小説として間違いなく最高峰

ネタバレ
2024年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ケモミミ近未来SFBL小説。ただひたすらに愛の物語。
買ったのに絶対好きだからもったいなくて積読だったシリーズで、6巻で完結とのこと、このタイミングで一気読みできてほんとうに良かった!
シリーズものって途中で息切れしたり繰り返し多かったりつまらなくなることがありますが、この作品は、全く飽きることがなくシリーズ全体としての繋がりや構成も素晴らしくてBLシリーズ小説として間違いなく業界最高峰ですね。
章ごとに時間軸も変わりメインCPは交代するけどどこかで繋がってるし、1-3巻は特に序章で書かれていた、望みが叶う薬を得たひとたちがどうするか、その薬は何なのか、誰がどうやって作ったのかっていう謎ときもあるので、3巻まではとりあえず息もつかずに読むとよいですよ。

フォローしてる方のレビューに夜通し語りたいってあって、わかるわかる!っていいねを連打。私も転がっていった1粒の行方が気になる〜あれどうなったんだろう。

いま読んでるCPが最悪だろうって思ってたらオムニバスだからどんどん辛いCPが次々でてきて、木原先生よくここまで容赦ない酷いこと考えつくな、って感心しちゃう(褒め言葉)。4巻にいたっては、著者目線の目安で「覚悟」ですからね!みんな覚悟して!
いいねしたユーザ15人
レビューをシェアしよう!