最高の小説家
」のレビュー

最高の小説家

藤河るり

一作品でフルコースをいただける大満足

ネタバレ
2024年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎度、お仕事リーマン系BLの真髄を見事に表現しきられることで定評のある藤河先生です(当社比)。3巻まで拝読させていただき、胸も目頭も熱くて仕方ありません!!中でもこちらの作品はキャラ設定が一貫しながらも、1〜3巻で、それぞれ違った良さがあるんです(声大)!!登場人物の心境の変化や、逆に全く最初からブレてないところなど、美味しすぎオススメです。以降、勝手な萌えポイントです。1巻:ド仕事人間の倉田君が尊敬し敬愛する先生のために身を投げ出す献身の精神。ノンケなのにレ◯プされても、先生のために冷静に対策を講じたり、結局ダメで身を差し出したり、お仕事に対して愛と誇りを持ち真摯に生きる人柄と、ド天然?さ、あと天性の受けの才能でなんだかんだご奉公してるのがオツ。2巻:晴れて恋人になったものの、当て馬が出てきたり、お仕事と恋愛の中で倉田君(一度失敗済み)が翻弄されてアレコレ振り回されるものの、結局ブレない先生のクソデカ愛の前に分からセッ◯スの構図。分かりにくいように見せて、先生のブレなさ最高。倉田くん可愛すぎ。3巻:こんなに巻を進めてもやっぱりお仕事に対して、手を抜かないブレなさいいよね。倉田くんの良さだよね。先生はもうやっぱりブレない!!この安定感、唯一無二感あります。異国の地で、日本より進んだ多様性に理解のある国で、晴れてきちんと形になって感無量です。愛あふれるセッに対して、過去の野獣のような荒々しいセッも欲しくなっちゃう倉田くんの成長がやばい。そして、何より修正が甘いです(声大)!!いつも、白く発光している修正箇所を心の目で透かして見ていたのですが、ちょっといいんですか??ほとんどモロ見えですけど??!ちょっとあんな角度やこんな角度で拝めちゃって、なんだか壁以上に見えちゃってすみません!!
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!