このレビューはネタバレを含みます▼
白髪が気になるため、美容院ではカラーをしてもらっている。
もちろん素人なのでレシピは美容師さんにお任せな訳だが…
これを読んで、カラーは美容師さんの匙加減で染められているのだ、とちょっと怖くなってしまった。
ヘアカラーの化学式のレシピのように、緻密な計算で自分好みに染めようとする執着愛。
1つのレシピが上手く行かないと、次々にレシピを変えていく福介の変わり身の早さにゾクゾクした。
笑吉は性格が真っ直ぐなのであっさり染まってしまいそうに思ったが、自分を持っているからか、なかなか染まらないところが強い。
黒髪を貫いていたし、美容師の勘もあるのかな。
絆されることはあっても彼はずっとカラーには染まらなそう。
カリスマのように上手く立ち回っていた福介が、四苦八苦する姿を見るのも面白かった。
そしてやはり、はらだ先生の描くキャットアイのキャラが魅力的すぎる…
福介には共感しないが、彼がカットした笑吉の短めの髪型は良かったぞ!よくわかっている、さすがカリスマ。
笑吉が切っているのか、福介の髪型もカッコよかったので次回同じように切ってもらおうかと目論んでいる。