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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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下手だが歌いたくなる2025年9月21日下手なのに、好きだからどうしても歌ってしまう曲、あるよなあ。
自分の歌はジャイアン級なので、人様に聴かれるカラオケは大の苦手。
よって「カラオケ行こ!」などと明るく誘われても行かないのだが…。
映画を観て、原作が読んでみたくなった。
作者様の作品は初めてだが、センスあるなあ。
クスッとさせるストーリー展開、テンポも良く、あっという間に読み終えてしまった。
顛末に向けての後半の流れは最高で、コメディなのにエモーショナル、グッときてしまった。
狂児(アイラインをひいているような目が魅力的)をはじめ、こんな茶目っ気があり愛しいヤクザ達はいるだろうか。
現実のヤクザの抗争が全てカラオケバトルだったら面白いのに…。
それにしても聡実くん、中学生なのに肝が座っている。
小心者の自分に分けてほしい。
彼を見習って、次回カラオケに誘われたら断らずに、某曲にチャレンジしてみようか。 -
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おかわりをお願いしたい2025年8月30日朝飯先生の大ファンなので、商業デビュー作、楽しみにしておりました!
先生は可哀想でかわいい人物描写が大変お上手。
最後に幸せにしてくれるものの、そこに至るまで結構ハードな内容が含まれるので、本作はどんなストーリーが興味津々。
なにやら悩みを抱えている「うみくん」が、大人のネットカフェで明るいお兄さんに出会うところから始まる。
暗い影のある感じ、でもそれだけで終わらせない。
迷い苦しんでいる人が光を見るようで、最後には「それか〜!」となり、温かく、クスッと口角が上がってしまった。
短編ながらスパイスが効いている。
誰でも治せないものを抱えて懸命に生きている。
この2人が今後どう歩んでいくのか、おかわりをお願いしたいところ。
スキンシップは多くはないが、変に邪魔することなくストーリーに集中できるので、本作はこれでいい。
個性を感じる絵柄(顔の赤らめ方が好み)も雰囲気に合っていた。
王道を持ってこず、先生の良さが活かされていて大変満足。
ただ、直接的ではないが少々痛々しい描写がある。
同じような悩みの方が前向きに感じる内容ではあるが、感受性が強い方は自重したほうがよいかもしれない。
(自分は全く気にならなかったが) -
自分も重複購入してしまった…2025年8月23日こちらの内容は「ROMEO」本編の4巻におまけ以外載っているので、購入の際はご注意を!
レビューに書いてくださっていた方がいたのに、重複購入してしまっていた…。
こちらのほうが4巻より前に発売されているから仕方がないが、今後は間違う人がいないように、注意書の追記を依頼した(書影の下のビックリマーク)
内容は愛とエロス+子供のかわいさ×2+タッセルエロ+短編ながら輪廻や宇宙を感じたお話+おまけ①②、という構成。
あじあ先生の描く肌は水分を十分に含み、むっちり吸い付くよう。
特に光陽のお尻はとんでもない弾力を感じる。
細部は割とぼやかして描かれるので、美しく綺麗なエロスを堪能できる。
光陽の布少なめ衣装も素晴らしいが、ジェイドの早脱がせ&布ずらしも見もの。
気がつくと布がだんだんと減っていき、いつの間にか。 -
懸命に生きる、愛しいオメガたち2025年8月21日オメガバースはオメガが酷い目に遭うことが多いため、合わないことが多いのだが…、こちらの作品は他にはない切り口で、一筋縄ではいかないオメガ達が勢揃い。
面白くて夢中で2巻まで読んでしまった。
主人公の鷹虎を中心に、オメガクラスの高校生達がどうやって将来を切り開いていくかという、力強く前向きなストーリー。
だが、現実は決して綺麗ごとではない。
不条理な立場を受け入れる者、自分の立場を利用して強かに生きる者、世界を変えようと上を目指す者、虐げられても折れずに前に進む者。
中にはやはり上手く生きていけず涙を流す者もいる。
何とも愛しいオメガたち。
彼らはどうなってしまうのか、続きがとても気になる。
それにしても…いけ好かないアルファだと思った鷹虎なのに、彼の俺様、破天荒で折れない感じが、ストーリーが進むにつれて格好よく、爽快に思えてくる。
でも結構振られたり(笑)悲惨な目にも遭うし、たまに情けなく落ち込んでいる姿は何とも愛しい。
すっかり彼のファンになってしまったが、ちょっと2巻終わりはテーマがテーマなだけに、彼の考えを受け入れられるか不安になった。
朝田先生はどう持ってくるんだろう、3巻が楽しみ。
そして、この作品を読んでいると、高校生時代に出会った友人達を思い出す。
彼らは会うたびに前に進んでおり、常に新しい刺激をくれる。
オメガクラスの彼らも、きっと自分と同じように友人達から前向きな気持ちを貰っているのだろう。
例え今は未来が明るくなくとも、友人の存在に勇気づけられ、自分にも何かができると一歩を踏み出す。
友人は宝だな。 -
縛られていたものからの解放2025年8月19日幼少期に見た緊・縛の本が忘れられない浅井。
普通に性癖の目覚めの話かと思ったが、良い意味で予想を裏切られた。
直接的な表紙やタイトルに騙されるところであった。
与えられた役割、環境を受け入れて能動的にこなしていけば、何も考えずに楽な世界。
本当にそれでいいのか?と問いかけてくる。
生活環境が悪く登校してこない同級生、杉野目の縛られた姿を見てしまった浅井。
秘密の接点を持ったことによって、前述の問いがつきまとってくる。
乗り越えたい障害は違えど、将来を諦めずに前を向いていく2人の高校生。
2人をがんじがらめに縛っていた紐がほどかれていく。
浅井がまた不憫で…自分はこういう話に弱いらしい、ご都合主義かもしれないが、ラストも大変良かった。
もう完結してしまっているが、もし続きがあるとしたら、その時は浅井の癖全開であろう。
ちょっとそのタイトル通りの姿も見てみたかった。
ファンタジーなど似合いそうな絵柄であるが、華奢で曲線的な線に妖艶な色気もある、不思議な魅力のある作者様。
先生の他の作品「死に逝く、君へ」を知り読んでみたかったのだが、4月に配信終了になっていた…一足遅かった、バカ者っ!…自分を恨んでいる。
どこかでまた読めないだろうか…。
先生はまだ描いていらっしゃるようなので、また作品を読めるのを楽しみにしています。 -
コメディと狂気の塩梅が最高2025年8月17日SNSでたまたまチラッと読んで、一瞬で心を奪われてしまった。
なんて面白いんだ!!
・美人だが「楯」のことになると理性を失う、闇執着「ミツ」
・「ミツ」のストーカー、愛すべきドジ小動物系な「八守」
・面倒見のいい爽やか系なのに実は「八守」のストーカー、結構歪んでる「楯」
全員が違う人を見ており、通じ合わない目線に三者三様の思惑が交錯して絡まる。
どうなるのか展開が気になって仕方がない。
コメディ要素があり重すぎず読みやすいというのもあるが、全員おかしいので自分も脳がバグってしまい、裏の顔が無いぶん健気に見えてしまう八守を応援したり、楯のおかしな思考に爆笑してしまったりする。
だが、時折見せる3人の狂気にはゾクッとさせられる。
中でも、執着もの好きとしては美人のミツが魅せる、般若のような表情が堪らない!!
忘れそうになると狂気がやってくる、本当に塩梅が素晴らしい、あっぱれ。
1巻の後半で物語が動き、大変恐ろしい(大好物)場面で終わってしまったので、続きがとても楽しみ。 -
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甘々シロップびしゃびしゃ祭り2025年8月16日レビューで甘々シロップびしゃびしゃ祭りが行われていると聞きつけて。
熱中症予防にはやはり、水分補給が大事。
ケモハーフの咲太郎が人間の真七柄先生に恋するお話。
めじろ先生と言えば愛溢れるかわいいストーリーに液体三昧(代謝が良いのか大抵汗びしゃびしゃ)、そして布が著しく少ない謎衣装。
今作は先生が長年温めていた渾身のストーリーだけあり、今まで以上に愛もびしゃびしゃも増々。
もちろん謎衣装も健在…雄胸もtkbも丸出しの胸紐…この布に何の意味が!?と、凡人にはわからなかったが、後に思い知らされた。雄胸と雄胸の語り合いに必要なものだったと。
咲太郎がハンターとしては優秀でカッコいいのに、真七柄先生のことになると液体だらけ、甘々のグズグズになってしまうという、何ともかわいくけしからん。
真七柄先生も咲太郎がかわいくて仕方がない様子ダダ漏れなので、途中ヒヤッとはしたが全体的に幸せで糖度も高いシロップ漬けのよう。
色気ある美人先生の、謎の訛っぽい話し方や棒キャンディを咥えている様もたまらん。
個人的には脇役の、ムチムチ女装シスターのダディ神父が大変気になるので、そこのところをどうか…続編ではもっと詳しくお願いします。
ムチムチで素晴らしい筋肉から覗くおチンは塗りつぶし仕様だが、律儀な型抜きのキノコ型。
尻尾はもちろん、たまにチラリとカーペット敷きも。
先生の織りなすカーペットは好みのタイプっぽいので、もう少し拝みたいところ。 -
日めくり男子2025年8月13日日めくりカレンダーのように田舎の高校生2人の日常が綴られ、ページをめくるたびに季節が進んでいく。
172ページだが、1話が1〜2ページにぎっしり詰まっているので、思いのほか読み応えがあった。
すごく読んだ気になってもまだ4分の1…男子のイチャコラを毎日少しずつ読めるので栄養補給にはうってつけ。
本となっちゃんを愛してやまないホクロ男子(ほうれい線上?の比較的珍しいホクロ)、シマによる、絵日記のような、詩集のような。
まるで2人の秘密を覗き見させてもらっているようである。
直接的な描写は少ないが、2人の会話を盗み聞きしていると、青春もあるが、円熟したカップルのようなセリフにドキッと驚かされる。
おぉ〜そんなこと言うのか、なっちゃん、と思った「夢虫」。
しかし、どの場面も好きで溢れていて、2人にとっては愛しい日々に違いない。
ボンネットバスなので一昔前が舞台なのだろうか、通り抜けていく風を感じさせる田舎の景色を眺めているだけでも楽しかった。
夏に始まり夏に終わる物語。
また季節が2人を巡っていくのだろう。 -
煌めく海と漆黒の海、その対比に痺れた2025年8月11日三月えみ先生の、近未来アンドロイドシリーズの始まり。
大切な人を亡くし、できてしまった大きな心の隙間に、人間はどう向き合うのか。
AIの進化によって取って代わられると言われている部分もあるが、それでも人は完璧ではない人を求めるのだろうか。
近未来の話ではあるが、自分の記憶に問いかけられているような感覚に陥った。
幼少期に持っていたオルゴールの箱を開け、懐かしい音楽が流れた時のような、何とも言えない切なさに息ができなくなる。
先生は海の描写がとても良く、特にこのシリーズは海の描写が効果的で本当に素晴らしい。
陽射しを浴びて煌めく輝かしい青春の海と、沈んでいく漆黒の夜の海との対比には痺れた。
この作品が100ptで購入できるとは…。
他の方のレビューで、リキューレの雑誌の方では先生の解説が掲載されていると知ったので、そちらも読んでみたい。 -
還っていく海2025年8月2日これは素晴らしい、ど真ん中を撃ち抜かれて興奮で震えている。
2055から始まるシリーズということを読んでから知ったが、本作のみでも違和感なく楽しめた。
近未来の進化したAIアンドロイドが絡むストーリー。
旧型アンドロイドが保存している誰かの想い出は、消去される決まりとなっている。
何とも切ないが、例え物理的に消去されたとしても、その想いは当事者の中には消えずに残っている。
AIに管理される世界が次第に現実味を帯びてきた昨今、危機感を持つこともあるが、人の心までは制御できないのだ。
別の作品でも感じたが、先生は海の描写が素晴らしい。
生命の源である一方で、「そうではない」還っていく海の描写が儚くも美しく、とても印象的。
先生の絵がとにかく美しく、世界観に没頭して一気に読み進めてしまった。
シリーズをコンプリートせねば。 -
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鎖に繋がれてひと安心2025年7月27日闘病中の村上先生を応援したい。
「ルールそのいち」の弓道部顧問先生、渉のスピンオフ。
読み放題でも読めるそう。
読み放題でも作者様に印税が入るらしいので、未読の方はぜひ。
コンプラが厳しくなかった時代の作品だからか、教師である渉のモラルがあまりよろしくなく、野放しにしたくないタイプ…。
所々ヒヤヒヤしたが、最終的にはガタイの良い竜によりがっちりホールドされ、溺愛されているようなので安心した。
後半は大好きな「ルールそのいち」の2人が!
やはりこの2人、お互い相手を心から大切にしていて本当にいいなあ。
いつまでも見ていたい。
いつか先生の新作を読める日を楽しみにしています。 -
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このビジュアルであの色気2025年7月20日「オオカミくんは襲われたい」のスピン元。
幸雨の純愛と、それを長年見てきたマキのお話。
読み放題でも読めるそう。
襟足長いリーゼントにサメのような狂気的な歯…そんなヤンキーのマキのビジュアルに騙されそうになる。
しかし、まず1ページでかわいさに心を鷲掴みにされ、その後の展開の上手さ、意外な純情や喧嘩のかっこよさにすっかり2人のファンになってしまった。
日本の伝統色を重んじている、少し古風な点にも大変好感が持てる。
ヤンキーは勝手に怖いイメージだが、見た目で決めつけてはいけないな。
そしてマキはあのビジュアルなのに、色気が半端ない!
バッチリ決めたリーゼントが崩れて乱れていく様、いい…。
紆余曲折あっての、ためにためた致し、2人の勢いやシチュエーションも最高であった。
やはり先生は股関節の描きが素晴らしい。
修正もスペシャル海苔使用、ありがとうございます。
まだ続くのだろうか、続編が楽しみ。 -
タイプは違えど男前2025年7月20日趣味じゃない音楽は全く受け付けないけれど、好きな人が好きなものなら聴いてみたくなる。
クールイケメン瀧とバンドマンのシンゴ、同じ大学の2人を瀧のばあちゃんが繋ぐ。
柊先生、読者の心を掴むのが本当に上手い。
1話目からの展開…何だこれは…たまらんな、小躍りどころか盆踊り。
とりあえず1巻だけ読もうと思ったら、面白すぎて続編もすぐ購入してしまった。
そんなにイケメンな絵面でないのに、主役2人がタイプは違えどとにかく男前。
まずシンゴ、チャラそうに見えるが筋が通ったいい男!
Tシャツから覗くがっちりした腕が本当に頼もしい。
先生の描く筋肉も素晴らしいのである。
瀧も実は隠れ筋肉で、寝技に持ち込むのが巧すぎる。
ボヤボヤしていると、あっという間に1本取られてしまう、この強さ、最高である。
修正も甘め、先生の素晴らしい画力による美しい股関節が露わに。
さらにはホクロキャラまでいて…もう言う事なし。
あまりに面白いので、スピン元の作品も買ってしまった。
続きが楽しみ。 -
40号購入、蒸発せずに残る汗2025年7月6日40号
他には掲載されておらずここでしか読めないと知った、大ファンの阿部はちた先生の単話目的で購入。
バスケ部男子の悔しさや苦しさ、息が上がって動悸がするような恋。
先生が描く、大人になる過程の少年達の焦がれた汗。
それがいつまでも自分の胸をつかみ、蒸発せずに残っている。
39ページだが、こちらの作品も超好みで小躍りした。
先生の作品はどこまでも追いかける所存です。
と、阿部先生目当てだったが、他にも気になる作品ばかりだったので(発想が面白く最近気になっているめめぞ先生の作品もあった)、別途追いかけてみたい。
ただ、100号近く発行されている人気雑誌なので、自分が何号を買ったか覚えていないと、なかなか閲覧にたどり着けなかったのが、物覚えの悪い自分には地味に辛かった…。
作品とは関係のない愚痴をすみません。 -
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ペットを飼うには覚悟が必要2025年6月25日朝陽が拾った人型猫の月を大切に育てているお話。
ナオミ先生、勘弁してください…
どこが…猫ですか…!?
普通であれば猫人間といえば猫耳を描くものだが、ナオミ先生は描かないのか(笑)
尻尾もない、ただの丸裸の人間である。
1ページ目から丸出しで、もはや服を着ている方が珍しいかもしれない。
もちろん型抜き修正ありだが、カーペットは健在。
ここまで堂々と出されていると、逆に恥ずかしくなってしまうのは何故だろう。
自分がもし朝陽の立場だったら目のやり場に困り、服を着せてしまうかもしれない。
ペットを飼うにも覚悟がいるのだ。
だが、仕草はまさに猫で、特に試し読みの香箱座りは必見の素晴らしさ。
猫好きも相まってワクワクしてしまい、我慢できずにR18を待たずして購入してしまった。
終始、納得の猫の仕草に感心し、展開の面白さに爆笑。
毎回先生の発想力には度肝を抜かれ続きを楽しみにしているのだが、3話で終了!?
3話は結構感動的でうまくまとまっていたが…もっと読みたい。
ストレスを感じた時は特に、ナオミ先生の作品で元気をもらっているので、どうか続きを…! -
シンボルの魔術師2025年6月22日入社したのは男奥(おーおく)だった…!?
そんなバカバカしいエロを、素晴らしい画力で大真面目に描く天才、紅蓮ナオミ先生。
もう、色々考えてはいけないのである。
だが、どの作品でも共通しているが、意外と純愛でなかなかいいお話。
こちらは、前に何かで読んで忘れられず、単行本を購入してしまった。
感情表現のなかった社長が37番(主人公)に対して、だんだん顔を赤らめていく様子がいい。
先生はおチンで感情や情景を表現されるおチンの魔術師。
クライマックスでは特に、おチンがシンボルとして重要な役割を果たしている。(ラスト、ひょっこりのシーンなど)
本作の修正は白塗りではあるが、頑張って綺麗に縁取っている。
その努力は認めるが、欲を言えばR18で読みたかった…!
詩的な表現(?)が半減されてしまっているのが残念。
ナオミ先生の作品はR18をデフォルトでよろしくお願いします。 -
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神作品!素晴らしき自己犠牲2025年6月7日昔ハマった、ギルドで仲間を集めて冒険するゲームのようなお話。
パーティーを守る盾役には自己犠牲の精神が必要、という訳で、剣士のスムタに数々の試練が訪れる。
前衛はダメージくらいまくるのがセオリーである。
1巻ではゴブリン達に囲まれて「ピー」されてしまう…のだが…
鷲掴みにされる雄胸や、「ペチャペチャ」等の下品な効果音が上手いのだが、ゴブリン達が以外に紳士!?で、コメディ要素もあるので、悲壮感が全くない。
いや、仲間も助けろよ、とはなるのだが、やはり自己犠牲が大事なのか…。
ゴブリン達のエロエロぶりに大変なことになってしまうスムタの先に、仲間との恋の予感を匂わせるという、物語としても秀逸。
真骨頂である美しいムチムチボディといい、イクヤス先生の魅力を余す所なく楽しめる神作品。
分冊になっている修正版は濃霧状態だったので、成人されている方は絶対にR18を…!
そして、4巻まで出ているのを知っていますよ…続きをお待ちしております。 -
上も下も液体祭り2025年5月31日姫野というイキりノンケをイケメンコーヒー店の織彦がグズグズ言わせる、タイトルに寸分違わぬストーリー。
下はもちろんグズグズにされてしまうのだが、顔も割とグズグズしており終始液体まみれ。
姫野はイキりというか…不器用で素直になれない愛されタイプか?
何だかんだで結ばれたと思ったのに、呪いにかかっているのだろうか…なかなか2回目の致しが訪れず心配に(笑)
だが、ソロプレイなどあれやこれやと思考を凝らし、エロは盛り沢山の液体祭り。
液体の描き方はもちろん、ポジション丸わかりのボクサーパンツが大変よろしいので、もっと描いていただきたい。
こちらが作者様の初コミックらしくやや初々しい印象はあるものの、全体的にエロ可愛くまとまっており安心して読めたのだが…
メイン2人以外の脇役もキャラがたっており、個人的には数ページしか登場しないツートンカラー?&日焼け厳禁系、メンヘラど執着の渉に一瞬で心を奪われてしまった。
あの明るいのに狂っている不穏な空気は何だ…大変好み。
願わくば渉が執着&お痛しているスピンオフを読んでみたい。 -
起、承、転、結がお見事!センスに痺れる2025年5月24日玄野のホクロの、ねっとりと湿度のあるヤバさにまず引き込まれる。
そして暴力的な七瀬の、ピアスホールの裏側にある願望。
玄野の執着は何なのか?
噛み合わない2人に接点はあるのだろうか…。
長年土に籠もっていた蝉が羽化して生を謳歌し、そして息絶える。その表現になぞった起、承、転、結がお見事!
七瀬の頭の中に蝉の鳴き声が煩く響き渡り、頭いっぱいに侵食していく様子にゾクゾク。
最後の終わり方も上手くて痺れた…。
標本風のキャラクター紹介は、永遠を表しているのだろうか。
全体的に黒塗りが多く、不気味さや不穏な空気がとても良く表現されていて、超好み。
だが、突き抜けているからなのか…笑ってしまうところも。
最後まで先生のセンスに痺れる1冊であった。
ただ、蝉や昆虫食が苦手な方はご注意を…。 -
今夜の腐活に、ふたりの夜を2025年5月18日初読み作者様。
作者様が闘病のためしばらく漫画を描けないと知り、応援の意味もあり購入。
「今度は逃さねーよ」そんなセリフ、言われてみたい…。
1人でこっそりと夜のオタク時間を過ごすお胸絵師の蛍ちゃんが、中学時代の同級生、相良に再会するお話。
夜な夜な自分は腐活動に勤しんでいるため、蛍ちゃんには親近感。
自分だけの楽しい時間を抜け出して、一体ふたりはどんな時間を過ごすのか。
サラッと描かれているが、意外に純愛。
自分の大好物である、狂った執着ものに持っていかないところに好感が持てる。
2巻の後半は相良のアシスタントである桃真のお話。
ちょっと素直になれない所などは、黒髪も相まって黒猫のよう。
表題作よりも好きかもしれん。
致しは正直多くはなく、ふわっと「あっ、致し…た」という感じ。
だが、先生のお人柄なのだろう、真っ直ぐでかわいい2カプの夜時間には終始癒された。
他の作品を読んで、先生の復活&新作を待ちたい。 -
前に踏み出すステップと、華麗なホクロ描写2025年5月18日フォローしている方々の軒並みのレビューに気にはなっていたのだが…ふと、魅力的なホクロの文字が。
え…、ホクロがあるのですか!?となり、即座に購入してしまった。
物語はタンゴのように優雅で優等生なステップ。
個人的な好みとしては、もう少しダンスに踏み込んだ内容を読んでみたかったのと、大人で余裕のあるイケメン淳が必死になる姿が見てみたかった(イケメンの焦りは自分の大好物なので)。
しかし、ダンスではリードされる側であった晃介が、他人を理由にせず自分の意思で取捨選択を行い、前にステップを踏み出す力強さには痺れた。
そして、先生は絵が大変美しいのだが、それだけではない。
キスの際の口元の描写がとにかくエロい。
…まず、相手の唇を咥えようとする大変良い下唇、そしてなんと言ってもホクロ…そう、晃介のホクロがど真ん中に来る、右アングル。
ホクロをクローズアップして効果的に魅せるのが本当に上手くて、ため息が出る。
ちょい役のパパのホクロさえ、遺伝を思わせるクローズアップで手抜き無し。
更には大好物、攻めによるホクロ探しまで…。
場所も好みで、なかなかのホクロ作品に大興奮。
先生は絶対にホクロがお好きだと思う。
これからも素敵な作品はもちろん、魅力的なホクロもどうか描いていただきたい。 -
悲鳴とともに「流され愛」2025年5月17日久しぶりに読み返したら、やはり面白かった。
「ボコり愛」と銘打った、「スキニーレッド」のスピンオフ。
本編が衝撃的だったので、スピンオフは難しいのでは…と思われたが、こちらもこちらで上手い。
あれよあれよと「流され愛!?」
ワンコと思われた本多の追い詰めが容赦なく、鈴木先輩の悲鳴とともに進んでいく…。
先輩には申し訳ないが、見事な流されようにページをめくる手が止まらない。
半分ほどなので、テンポがいいのも相まって、あっという間に読み進めてしまった。
残りは短編。
もう少し表題作を読みたかった気もするが、先生のデビュー前の作品など貴重なラインナップ。
特に、デビュー前の作品は設定がふんわりしていて色々と想像させられる。
まるで水の中にいるような不思議な世界観。
文学的で大変好み。 -
褐色、布少なめの美ボディだらけ2025年5月6日レビューを拝見し気になり試し読み。
目に飛び込んでくるのは、野山を駆け回り、生活するうちに自然と鍛え上げられた無駄のない美しい肉体。
僅かな腰布だけで隠しているのが普段着…どこをみても褐色の美ボディだらけ。部族はいい…購入。
部族間のわだかまり解決を託された若い2人が、オメガバースに運命を振り回されているとか、非常に面白い設定。
政略結婚から始まった関係ではあったが、バドルの行動力とヨキの包容力、2人の良さを認め合い、仲を深めていく様子がとてもいい。
個人的には、馬のたてがみのようなバドルの黒い長髪が揺れる様と、ヨキの謎下着にワクワクしてしまった。
こちらが先生の初コミックとのこと、おめでとうございます。
皆が褐色の肌なのでトーン作業大変だったのではと推測されるが、先生の手仕事で見事な世界観が創られていたと感じた。
あとは、白塗りの修正が引き立って、いつもより若干、形がわかりやすかったか。
番外編はラブラブで、ヨキが終始大変そうでとてもヨキでした。 -
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ほくろガードも神2025年5月3日家政夫は見た、ならぬ「息子は見た」
何だろうか、イチ小説家と家政夫の話なのに、この、じっとりとエロスに溢れる様子は…。
体へのトーンの入れ方の効果もあり、どことなく陰る夕日のあたる部屋にいる雰囲気がして、一層背徳感を増している。
家族へのカミングアウトは難しい。
パパは恋愛ポンコツだし、梓はあのボディで奥ゆかしく控えめなので、どうなることかと思いつつ読み進めたが…。
泣きボクロのある髪縛りイケメンが乱れる様子、いい…。
梓の身体は筋トレで真面目に鍛えている太さではあるのだが、適度な脂肪の上に筋肉がのっているのだろう、丸みが素晴らしい。
雄胸、雄尻には当然に目が行くが、何と言っても太腿のブリンブリン!
脚を閉じるとピッチリと隙間が埋まる。
普段クールなパパも、梓の豊満ボディにしがみついて、一心不乱に身体を貪る様子も良かった。
修正は真っ白で絶望しそうになったが、雄尻の間の際どいホクロ…これを塗りつぶさずに律儀にガードしてくれるのには拝んでしまった、これも神。
息を吹き返しました、ありがとうございました。 -
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バチクソ爆愛申し上げます【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
雄胸住民税、納税させていただきます。2025年4月27日レビューを拝見して気になり試し読み…からの怜の謎衣装に釘付け。
もう購入せずにはいられない。
とにかくコメディのセンスが凄い…!
過去がある2人の関係性にコメディを合わせるのは難しいと思うが、コメディ、シリアス、エロの各パートに全く違和感なし。
緩急のつけ方も上手くて、怜の勢いにも魅せられた。
本編の完結に笑わせてもらったと思ったら、描き下ろしの最後の最後まで上乗せしてくるとは…。
こんなに気を抜けない作品は久しぶり。
最高に面白かったです、深夜先生、参りました。
怜の親友の牧もいいキャラで、顔が見えないお相手も気になってしまうので、続きをぜひ!
また、迅さんのパツパツのTシャツありがたく拝見しました。
この雄胸の上に住めるのであれば、雄胸住民税、喜んで納めさせていただきます。 -
かわいいエロコメの陰にある尊さ2025年4月27日平凡な自分にはエロ穴しか魅力が無い!と思い悩み奮闘するメガネのぼんちゃんがとにかくかわいく魅力的。
そして大好きな恋人に流されてするあれやこれは、題名の通りエロい。
対する幼馴染の大輝クン(この「クン」呼びもまた良いのである)は営業部のエースで非の打ち所がないが、何故か平凡なぼんちゃんにメロメロ。
その理由は2人のイチャイチャの陰にサラッと出てくる幼い2人の様子に見て取れるが、これがまたかわいくて微笑ましい。
本当に3話で終わってしまうのがもったいない。
先生はまた、絵で色気を出すのが本当に上手い。
ムチムチの雄胸や、瑞々しい唇、tkb…。
特に今回の大輝クンは、「胸で抱く」タイプなので、腕枕の際に雄胸クッションというオプションもできてしまうのだ。
見ていると柔らかそうなので、クッション付きで寝てみたくなってしまった…。
それ以外にも先生の描くピンとした太眉毛がとにかく好み。
キャラの真っ直ぐな意思が感じられていいな。 -
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ちぐはぐな家族ごっこ2025年4月26日絵がどことなく少年誌っぽいのに不思議な色気があり、最近気になっている作者様。
若き国王とその弟、臣下であるナイトのジェイクとのちぐはぐな家族ごっこ。
3話で終わらせるのが勿体ないな…心温まるかわいいストーリーなので、もう少しじっくり読んでみたかった。
おじゃま虫の幼い弟がまたかわいい。
ぷにぷにした子供の丸みのあるほっぺなど全体的にかわいい絵柄なのに、憂いのある目や、紅潮した頬、みずみずしい唇やtkb、ひとたびそういうシーンになると、色気を表現するのが本当に上手い。
ストーリーを邪魔しないためか致しはほんの僅か…でもチラリとのぞく素晴らしいジェイクの雄胸には一目惚れ必至。
続編が出るならば、ジェイクが夜の剣を振り回している様をもっと見てみたい。 -
仲間にいれてくれ〜2025年4月26日「僕らの食卓」の続編。
あいかわらず楽しくて美味しそうな、温かい一家の食卓を眺めているのがとにかく幸せ。
やはり食がしっかりしていると、健全な精神が宿るのだろうか。
途中、壁が前に立ちはだかったとしても、2人で足場を作って乗り越えていける。
致しは匂わせ程度なので、エロばかりを求めてしまういつもの自分であれば刺激は足りないのであるが、三田先生の温かい目線で描かれる優しい時間は、癒し。
疲れて帰ってきた時の味噌汁のように身体に染み渡る。
丁寧にとられた出汁がきいている。
致しはいらない(ことはないが…)ので、自分もその食卓に混ぜていただけないだろうか。
何でも買ってあげるから。
穰のカレーがまたうまそうなのだ、3杯はおかわりしたい。 -
危険運転まっしぐら2025年4月20日最近棒消し版が出ていたとは…白絵の具版を購入してしまった…涙
こちらは修正の上に棒消しまであるので、購入は棒消し版をおすすめしたい。
まあまあ雑な白塗りで、特にお道具は全体像はわからないが、お情けで「何かがある」と雰囲気を知らせてはくれる。
自動車教習所の変態教師の深見と、生徒の七瀬。
先生単体だと冷徹ドSものかと思いきや、七瀬の変態っぷりも負けてはいない。
車の運転はドヘタなのに、エロでは合格を叩き出す七瀬。
変態と変態が合わさるとおバカストーリーが誕生するようで、危険運転まっしぐら。
エロいのに可笑しくなってしまう。
何故バレないのか…変態は時空の歪みをも発生させるらしく、公衆の面前でもおかまいなし。
謎衣装や謎のお道具もあり、筋肉美も素晴らしく、かみしまあきら先生の才能が十分に発揮されている。 -
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去らねばならなくとも、居場所はそこに2025年3月23日子供の頃よく行っていた海の家は、夏が終わると解体され、まるでそこには何もなかったかのように、ただ砂浜に戻る。
レビューを拝見して知ったこちらの作品、海の家での非日常と、夏が終わる時の物悲しさがよく表れていてとてもいい。
夏が終わり去らなくてはならないとしても、居場所、心のよりどころは確かにそこにある。
そしてまた巡ってくる季節に希望が持てた。
最後の終わり方、上手いなあ。
色々想像してしまうではないか!
そして突然のウクレレの選曲が予想外すぎて、なるほど、先生にはまんまとやられた…。
42ページは致し無しで大変美しいストーリー。
あと、先生のペンネームが気になりすぎて…
カレイと言ったらやはり煮付けですよね。 -
今、信念をもって生きているか?2025年3月20日なんだこれは…強く心を動かされ、いつまでも興奮が冷めやまない。
人は自分が正しく、異なる価値観を持つ者は誤っていると排除してしまう傾向にある。
天動説が絶対的と言われていた時代に、それに疑問を持ち、真理を求めた者たち。
厳しい弾圧を受けても自分の信念のために命をかける彼らは、握りつぶされ、例え自分がその目的を成し得なかったとしても、次の世代を信じバトンを渡す。
そして受け継いだ者は、それを発展させていく。
小さな一人の人間から始まったことが、波及されていく壮大さに鳥肌がたった。
今生きている世界は、先人達の挑み続けた歴史の上に成り立っているのだ、と忘れていたことを思い出させてもらった。
授業ではほんの数分で終わってしまうところを掘り下げているので、歴史ものとしても大変面白い。
だが、それだけではない。
フィクションかもしれないが、登場人物それぞれの生き方に強く感動した。
自分は今、信念をもって生きているか?
そういつまでも問いかけられている。 -
許されないとわかっていても望んでしまう2025年3月16日同人版を読んでいたが、好きな作品なので、レビューを拝見し、またりんごの実先生が同人誌から商業単行本まで持っていった才能と熱意に、購入せずにはいられなかった。
兄のゲイビテオによって浮き彫りになった兄弟の歪み。
兄弟のインモラルものには多少なりともその理由に違和感を感じてしまうが、この2人の幼少期からの共依存のような絆を見ると、至極当然な流れのように思えてくる。
少し前までぱやぱやしていた弟が決意に満ちて前を見ている姿が力強くて、許されないとわかってはいるが…望んでしまう。
終わり方から勝手に続きがあると思っていたが、完結なのか…。
それにしても、やはり黒髪の髪縛りはいい。
肝心な時に解けて乱れる様子が素晴らしかった。 -
群れ落ちる白い花【R18版】【シーモア限定特典付き・コミックス版】
余韻や考察が面白い、秘密。2025年3月15日つくも号先生の作品は現実を突きつけられ、たまに心がえぐられることがあるため躊躇していたが…フォローしている方のレビューに安心して購入。
表題作は山奥の閉鎖された空間での秘密。
木蓮が咲き誇る温泉で出会った、美しいアルビノの少年に囚われてしまった。
考察を楽しむために、ラストは先生があえてふわっと終わらせたらしい。
この花言葉を調べていたら、高貴な花の形状から「崇高」や、恐竜時代からの生き残りで「持続性」という意味もあるらしい。
自分はこうだったらいいなと思うところはあるが、それは人それぞれなので伏せておこう。
表題作の他に短編が3話。
こちらも秘密基地の中を覗いているような、見てはいけないのに見てしまう。
振り切ってるなあ、(倫理観については一旦置いておいて)短編なのに余韻があり良かったです。
そしてR18なだけあって、「そんな刻み海苔の意味あるのか?」と疑問になるほどガッツリと骨太。
お餅もしっかり描写されており、つくも号先生の才能が遺憾無く発揮されている。 -
切ないモダモダ、加えてセクシーなホクロ…2025年3月2日とにかく2人のギャップがすごい!
自信家でチャラい藤森は苦手なタイプ…このクズめ、、
一方の英里はツンツンしてて可愛げないな、、などと思ってしまっていた、すみません。
特に英里には一瞬で持っていかれた。
とにかく乱れ方がセクシーでかわいいのである。
先生の作品は初めてだが、切れ長で色気がある目元がとても良い。
それだけで満足なのに、先生、英里の口元にホクロまでつけてくださって、ああ、ありがたや。
肝心のストーリーがまた素晴らしい。
体は繋がっていても、英里の兄を介して交錯してしまう2人の想いが切なくてもどかしい…
だが、いい…この胸がキュッとなるモダモダはモロに好み。
とても良かったので、他の作品も読ませていただきます。 -
振り幅に驚く2025年3月1日育ての親とのあれこれは大好物。
おヒゲのイケオジ、いじらしい男子、バカバカしいコメディ、そして謎の発明ロボ…池玲文先生の魅力満載のおとぎ話。
ツノ氏がとにかくかわいく、先生はいじらしい男子を描くのが本当に上手いと感心してしまう。
ずいぶん昔の作品なのでお得意の巨大なモノは鳴りを潜めてほのぼのしているが、要所要所で見せる色気が半端なく、控えめなのにドキッとしてしまった。
バカバカしいオチにクスッとしていたかと思うと、最後に掲載されている短編がガラッと雰囲気が変わって文学的で唸ってしまった。
鼻の奥がツンとするような学生2人の秘密がほろ苦い。
例え明るいものではないかもしれないが、2人は並んで歩いていくのだろうか。
すごく好み。
先生の振り幅に驚くばかり。 -
一生懸命だが、よい力の抜き加減2025年2月24日誰でも秘密にしたいことが1つや2つ。
隠れゲイの青柳くんが、いつも遠くから見ているだけだった憧れの王子様。
彼も相当な秘密を持っていた…。
全力で推し活していたかと思えば、チャンスとみるやグイグイ押したり、落ち込んだり、都合よく解釈したり、諦めたり、復活したり。
とにかく青柳くんが卑屈になり過ぎずあけすけなのがいい。
いつも一生懸命なので、左目下のホクロは別としても応援したくなってしまう。
王子も青柳くんのおかげで秘密の巣箱から飛び立って、感情を出して生き生きとしている姿が人間らしくてとてもよかった。
あとは、所々に出てくるゆるキャラ(?)が好きだなあ。
青柳くんの髪ゴム(雲?)や、Tシャツの謎キャラ達。
初読み作者様だったが、クスッと笑えるよい力の抜き具合があり、テンポよく読ませてもらった。 -
勢いのある構図に肉感溢れる作品2025年2月8日何度も初夜を繰り返す奇跡のホクロ男子、ミツキのタイムリープストーリーR18版。
通常版紙の本も持っているので迷ったが、表紙の素晴らしい構図と、大好きな「ごほうび」のR18版も掲載されていると知り、買わずにはいられなかった…。
悲しいほど律儀に型抜きされていたおチンが、本作では心もとない3海苔のみ、しかも色ぬりつきとなっており、今井先生の勢いのある構図に肉感を増していて迫力満天。
クッキーの型抜きが苦手な方には是非こちらをおすすめしたい。
欲を言えば、先生のカーペット(毛)の描き方が他の先生と違っていてとても好きなので、もっと見たい。
防御にもなるし、寒い時もカーペットは大事。
それはともかく、次巻も楽しみにしています! -
蓋を取っ払って、自由に2025年2月5日好きなものに蓋をして、一生懸命に生きている。
諦めて、辛く悲しい想いも閉じ込めて見ないふり。
でも蓋の中身をちゃんと見て寄り添ってくれる人がいる。
一緒に歩こうと、少しずつ、辛い気持ちにも手を取り合って立ち向かう。
そんな肝心のストーリーにグッときた。
高校生の眞白が、小学時代の同級生だった時鷹に再会するお話。
生き生きとする2人の姿に、蓋を取っ払って、自分を隠さずに生きてみたくなった。
そして、ヲリコリコ先生は前作でも素晴らしい致しシーンを描かれていたのだが、今作も…!
若さ故か勢いや回数の多さもありエロいのだが、なんと言ってもそれ以上に表情や感情表現がいい。
相手を愛おしく想い、信頼し、寄り添いたい、という気持ちが溢れていて、またしても感動してしまう。
途中、時鷹の謎の髪型には度肝を抜かれたが、イケメン2人が見れて幸せ…と思っていたら、最後に登場したのは誰なんだ。
先生、気になりすぎます。
続きをどうかよろしくお願いします。 -
歯は大事2025年2月1日「噛みあとにキス」のスピンオフと知らずに読んだが、本編未読でも楽しめた。
心に傷を負った瀬戸が社長の来栖に出会ったことで、前に進もうとするお話。
ストーリーは読みやすくハッピーなので良いのだが、エロに重きを置きすぎか。
瀬戸が初っ端から乱れすぎなのはやや違和感を感じてしまった。(好きだが)
とにかく瀬戸が儚げで美しい。
前髪が長くて目に入って邪魔ではないのか?と思うが、そのビジュアルが素晴らしく良い。
大きめのタートルネックもよく似合っている。
そして一方の来栖、甘やかしがすごい。
こんなできる男…見ているとカッコよくて悔しくなるし、帯の「激甘い」の通り。
あの優しさは瀬戸にとっては癒しだろうが、外野としてはとにかく甘すぎて虫歯になるレベル。
読後の歯のメンテナンスは必須である。
歯は大事にせねば…知覚過敏なので心配になってしまった。
修正は強い光で輪郭を飛ばすタイプで、たまにうっすら線が見えるレベル。 -
熱の余韻が最高2025年1月26日初読み作者様。
SNSの試し読みで衝撃を受けて、思わず紙の本を買い求めてしまった作品。
儚げ美人の渋谷を、自信満々の顕田がグイグイ侵食していく様子が堪らない。
一夜の情事の熱がジリジリと燃え上がっていく様子や、消えずに残っている熱の余韻が本当にいい。
須野先生の気だるさを感じさせる絵も素晴らしい。
顕田の左目下の2連のホクロ…切れ長のセクシーな目にセクシーなホクロは反則では…
同人誌なのでページ数は少なめだが、本来は連載になる予定だったとか。
それを諦めず作品化された先生の熱意が溢れていて、世に出してくれた感謝もあり大満足。
続きを描きたいとおっしゃっていたので、信じてお待ちしております。 -
素晴らしい弾力と芸術的なふくらみ…2025年1月22日レビューを拝見して、大ファンのサキラ先生の素晴らしい絵が拝めると知り、単行本を楽しみにしていた。
目の下のセクシーホクロを持つイケメンカメラマン楓&脱いだらすごい!雄胸たわわんオジサマ佐野が撮影で出会うお話。
あれ、想像していたよりも…コメディ…?
そして予想外なところでラッキースケベ的なエロをぶっ込んでくる。
もちろん好きですが。
楓がクールなのに、佐野を前にすると理性がぶっ飛び暴走機関車のように突っ走ってしまうのがかわいい…雄胸好きという点には共感しかないが、ものすごいキャラ変である。
佐野は佐野でそれをバインと雄胸で大きく受け止めるだけでなく、更に上を超えてくるという。
展開がやや唐突な感じはしたが、何度も笑ってしまった。
特に最終話はエロと笑いの共存がすごい。
お気に入りは幻の鳥…よくこれを入れてくれた!
いつ何どきもカメラを離さない楓、カメラマンの鏡だ。
エロコメディというジャンルがあるのかは知らないが、ピッタリ。
面白かったです。 -
人生の難しさを感じさせられる2025年1月19日「たぶんきっと、明日のナズナは」のナズナの小さい頃のお話。
旦那さまの家に来る前や、家に来てからのちょっとしたかわいい幸せなストーリーが楽しめ、本編のファンには嬉しい内容。
田中森先生の健気受けには毎回胸をギュッとつかまれ、泣かされる。
今作もウルウルしてしまった…ナズナーっ!
ぶっきらぼうで鈍感だが優しい旦那さまや、コヨイ坊っちゃんに出会えて良かった。
ファンタジーではあるものの、どの話も完全ハッピーというより含みがあり、そこにうまくいかない人生の難しさを感じさせられる。
ナズナよ、どうかもっと幸せになってくれ…と願わずにはいられない。 -
ホッとひと息、自分を見つめ直したくなる2025年1月16日写真家の壬生が10年ぶりに大学時代の友人、筒美に再会するお話。
ストーリーはややあっさり終わってしまった印象があるが、変に当て馬などもおらず、お互いの問題点に焦点を当てていてかえってリアルなのかもしれない。
温泉にゆったり浸かるような、ホッとひと休みして自分を見つめ直したくなる作品。
諦めて目を背けてしまったらそれまでだが、向き合えば何かしらの道は開けるものなんだな。
小木先生の描く目つきの鋭い男子のファンなので、今作の壬生もいい。ありがたく享受した。
加えて照れて目をそらす筒美がとにかくかわいすぎた…
SNSで大学時代の小話が読めるとレビューで知り、2人がまた見たくて勇んで読みに行ってしまった。
致しは多くはないが、ドキドキ感やお互いを慈しむ感じが出ていてとても良かった。
更には修正が甘いうえに、わざわざおチンが違う色で塗られている…
先生は個性を大切にするタイプらしい、これもリアルだった。 -
恋獄の支配者~完結編~(恋獄のミレニアム 2)【R18コミックス版】
肉感と液体満載、謎衣装も健在2025年1月13日セールで通常版と同じ価格!ならR18を買わないわけはない。
「煉獄のミレニアム」の続編。
タイトルにあるように、恋の牢屋に囚われたカップルたちのそれぞれの行く末が読めて面白かった。
悪魔のシンと神父ウィリアムの種族による苦難を乗り越える永遠の愛も良かったが、悪役で出てくる天使の、天使とは思えない歪んだ愛が最高…。
それだけで1巻読みたいくらい。
致しはそれ程多くはないので通常版でも良いのかもしれないが、めじろ先生の肉感溢れるビシャビシャのあれやこれやはやはり素晴らしかった。
シンの謎衣装も健在で、ただのノレンでしかないフンドシのようなものは一体何の役割かと思っていたが…シーツをかぶった幽霊のようにそそり立つ描写のためか!
さすがよく考えられている…大満足。 -
愛する人の忘れられない匂い2025年1月12日レビューに惹かれて購入したものの、しばらく読んでいなかった自分を殴りたい。
まず、冒頭のシーンは意外性があり、ワクワクしてページをめくった。
本当の愛を知らない2人が出会い、いつの間にかお互い無くてはならない存在になり、求め合って生きていく。
愛する人の忘れられない匂い…こんなこと言われたら抱き潰すしかなかろう。
素敵なストーリーだが生真面目ではなく、どこか抜けのあるゆるい雰囲気もあり、緩急つけて飽きさせない作風でとても面白かった。
次に、キャラクターが脇役含めて魅力的。
まず、美空。
やはり長髪だとまつ毛も長くなるのだろうか…
髪しばり美人イケメンは大好物。
ヒモと言うのでどんなクズかと思ったが、愛嬌もあり、予想外の致しには拍手した。
一方、あまり泣き虫は好きではないのだが、雪はいいな。
ゴルゴみたいな立派な眉毛の男が鼻水たらしてべそべそと…
このなりふりかまわない鼻水がよく、もっと泣かせてくれ!と思ってしまった。
期待していかなかったが、チラッとホクロまで…ああ、ありがとうございます。
そして何より致しシーンが良い。
ボディへの影の入れ方、筋肉の膨らみ…
えっ?胸か!?と見紛うようなプリンとした尻は「尻で抱く」という言葉がピッタリ。
大変素晴らしかった。
先生の今後の作品も楽しみ。 -
ああ素晴らしい、竜の背中に乗りたくなる2025年1月6日ああ、素晴らしい。
もりもより先生の魅力が十二分に発揮されている。
先生の柔らかく優しい絵の雰囲気そのまま、半竜イグナートと、竜に嫁いだリタの孤独な2人のファンタジーストーリー。
1巻は序章であって、まだ導入部分なのだが、民族衣装も素敵で、世界観も完璧、ぐいぐいと物語に惹き込まれてしまった。
気になる恋愛要素はまだまだだが、イグナートは滅茶苦茶な男前&リタは前髪短めソバカス?の(皮膚の変質?)かわいい系…いい…
次第に距離が縮まる所々のエピソードがエモーショナルすぎて悶えてしまった。
今後どうなるのか、続きが楽しみ。
それにしても竜化しているイグナートがカッコよい。
あの背中に乗せて欲しい… -
蓮の花と赤が印象的2025年1月5日蓮と赤がとても印象的な異母兄弟の不思議なお話。
設定に色々と違和感があり、顔を隠している弟の花嫁のベールの奥を、めくって確かめるのが怖いような気持ちで読み進めた。
この兄弟の家の中庭には池があり夏には蓮の花が池いっぱいに瑞々しく咲き誇っていたのが、冬には茎が折れて枯れてしまっている。
一見寂しい様子だが、季節が巡ればまた青々と繁り生命力を感じさせる。
ストーリーに合わせているのが効果的で、蓮にまつわる熟語にもグッときた。
また、表紙の赤がとても鮮やかで目を引く。
もちろん漫画は白黒なのだが、一読して謎が解けると、色々なシーンに赤を塗りたくなってしまう。
中華系を舞台にしているので、インテリアや服装も雰囲気があってとてもいい。
色々あって昔好きだったドラマを思い出してしまった。
あれもきょうだいものだったなあ。 -
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LET ME SHOW[レミショー]【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
策士のような目元にゾクゾクする2024年12月29日レビューを拝見して気になり試し読み、目元のセクシーなホクロが際立つ前髪真っ直ぐ黒髪ボブモデルの理玖に釘付けに…これは購入するしかあるまい。
ゲイバレで表舞台から遠ざかっていた井浦の常識が、理玖によってどんどん塗り替えられていく様子にスカッとする。
これは性嗜好に悩む者だけでなく、他人の目に萎縮して自分を抑えてしまう我々にも勇気を与えるメッセージだと感じた。
だが、井浦がよく泣くので全体的にはかわいい印象かな。
アラフォー男の泣き顔好きには強くおすすめしたい。
こちらが作者様の初コミックとのこと。
理玖の策士のような目元が本当にいい…例えホクロが無くてもいいが、ホクロを加えてくれたことに感謝。
前髪が重い男の重めな執着も最高なので、もっと見たかった。 -
軍服もいいが、フンドシも白く際立つ2024年12月28日やはりいい…
以前読んで、ストーリーが好きで忘れられず、購入。
太平洋戦争時代の将校と生徒の恋愛もの。
始まりこそ将校の鬼塚がとんでもない奴だと驚くのだが、読み進めていくと単に大和がかわいくて好きな子にアプローチしていただけとわかる。
鬼塚は位が高いのもあり俺様ではあるが、変にコソコソしておらず堂々としていてカッコよく、いつの間にかそんな俺様鬼塚を求めてしまっている…。
そして大和が真っすぐでとにかくかわいいのである。
負けん気も強いのでケンカップルのよう。
しかし、面白く読んでいたかと思いきや、俺様鬼塚にとろんとされてしまい、高揚し紅くなった肌がとても美しい。
戦争で引き裂かれた恋人はどれほどいただろうか。
そんな儚さも感じさせるが、何だかんだ惹かれ合う2人の純愛がかわいくて幸せな気分に。
そして今作を読んで、軍服と言えば水上シン先生だな、と再認識した。
鍛え抜かれた体に白いフンドシもエロくていい…
先生のフンドシのはだけさせ方も最高であった。 -
壁になって見守りたい2024年12月22日壁になって推しカプを見守りたい、腐人なら誰しも秘めた願望であろう。
ヒロ&リクを陰から見守り妄想する日々から、表舞台に躍り出ることになってしまった腐男子の秋春のラブコメ。
1巻では秋春がやや不誠実なように思えてしまったが、2巻まで読むと印象が変わった。
少女マンガカテゴリーなので至極健全。
2人の距離が縮まっていく様子も無理がないし、テンポも良く、そして何よりコメディ要素が面白い。
こちらが、ほとなか先生の初コミックとは素晴らしい。
先生は絵も綺麗でイケメン祭り。
だが、もし壁になるとしたら、自分は断然、口元のホクロがセクシーな男前、ヒロキの部屋の壁だな。 -
檻に囚われてしまっている2024年12月15日本編で受けた典彦に対する恐怖心が薄れてきたので、性懲りもなく典彦チャレンジすべく番外編のこちらを購入。
前半は学生時代のまだ初々しい坊っちゃんと、典彦。
後半は成長してからの不倫温泉旅行、色気たっぷりの坊っちゃんと、典彦。
どちらも修正でよくわからない部分があるが、それぞれ違う意味でエロい。
ソックスガーターや放尿プレイを放り込んでくるところはさすが彩景先生。
キス1つで、この2話の間に典彦のあれこれの策略があったと思い出し、感慨深くなってしまった…坊っちゃんはもう典彦無しではいられないのだ。
今作は致しシーンしかないので典彦の恐ろしさはあまり感じなかったが、典彦の眉毛を見ていたら、また本編を読み返したくなってしまった。
自分もまた、典彦の檻に囚われてしまっている…。 -
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一筋縄でいかない、女子BL2024年12月3日何かと何かがぶつからないと発しない火花。
炎が生まれるまで何度もぶつかる2人が苦しいが、行き場のない焦燥感ややりきれなさがよく表れていて、読んでいてジリジリと火傷しそうになった。
三郷とヨージのくすぶっていた恋が、カッコいい女子戸森さんによって暖炉のような、温かい炎になる様子にはあっぱれではあった。
だが、果たして、戸森さんが抗った火花を発していなければ、2人はどうなっていたんだろうなあ…とも考えてしまった。
当て馬にならない女子BLとのことで確かにカッコ良かったが、戸森さんの相手のいない火花は、炎に変わることがないまま消えてしまう。
そのエネルギーの対比も面白かった。
最後の短編1話も短いのにとても印象的。
同じく火花を思わせる発火が、後々まで忘れられない爪痕を残している様子に、その後を想像してしまった。 -
満足の上を更に超えてくる、笑顔溢れる作品2024年11月30日ケモミミのフェチメインのお話かと思っていたが…美しい絵とストーリーで読ませる圧巻の254ページだった!
感情がとても丁寧に描かれていて好印象。
一緒にご飯を食べて笑い合うなかで、ゆっくり距離が縮まっていく、お狐の三珠と暦の幸せそうな日常を見ているとこちらも思わず幸せな気分に。
このまま幸せに…と暦のヘソ横のホクロを眺めつつ思っていたら、最後に思いがけないエピソードがあって心をガッシリ鷲掴みにされてしまった。
これは油断していた、満足の上を更に超えてきた。
茉白先生恐るべし、参りました。
そしてなんと言っても三珠が感情豊かで、表情がくるくる変わってかわいいのである。
表紙のように笑顔のシーンが多いのがいい!
笑顔は人を幸せにするというが、暦だけでなく読んでいるこちらも元気を貰った気分。
漫画の新たな魅力にも気付かせてくれた。
本編と関係ないが、アメリカではクリスマスにダサいセーターを着る風習があるらしい。
このクリスマス柄ダサセーターを見るのが個人的に好きなのだが、まさかこちらで見られるとは!!
先生もお好きなのだろうか…急なダサセーター登場に爆笑してしまった…ありがとうございます。 -
制服のクリーニングが心配2024年11月17日姫体質のイケメン衛星と幼馴染のマスク男子の月王。
題名にリンクしているのか、2人とも宇宙の名前なのが素敵だな。
少々拗らせているモダモダストーリー。
独特の距離感と倫理観にやや戸惑い、制服のクリーニングが大丈夫か心配にはなったが、、制服で深夜の時間を過ごす背徳感がよく表れていた。
若者の生態(チー牛という言葉があるのだな…)も勉強になった。
コウキ。先生の、イケメンとはほど遠いふくれっ面や、いかにもなモブキャラを描いてくれるところがなんか好きだ。
目元のホクロもホクロ好きにはありがたい。
修正からはみ出てしまっている長毛カーペットもフカフカで良い感じ。 -
ほとばしる液体三昧2024年11月16日レビューを拝見して気になり読んでみたが、こちらが先生の初コミックとは…すごいな。
音を聞かれて興奮してしまうという変態要素はあるが、人物がかわいいので読みやすく、構図やストーリーもほとばしる液体のように勢いがあり面白かった。
先生は習字をやられていたのだろうか。
字がものすごく綺麗で、筆のような字体がまたスピード感を増している。
画力も素晴らしく、特に排水溝に流れていく液体の描写がお見事だった。
液体三昧なので、液体好きな方にはたまらないだろう。
修正で全く見えないが、人物がやや濃いめ外国人風でムキムキなので、おチンもさぞかし立派に違いない。
大好物のホクロはもちろん、早朝のヒゲを描かれる方はなかなかいないので、そちらも高評価。 -
お前のほうからキスしてくれよ【単行本版(電子限定10P有償小冊子付)】
なぜか電車に乗りたくなる2024年11月10日降りてみたい駅、どうしようか迷って結局降りられないまま。
でも環状線はぐるぐる回って走っているから、一周してまた同じ駅にやってくる。
あとは一歩の勇気だけ、どう踏み出すか、降りたらどうなる?
望みの場所にはたどり着けるのか?
好みの題材にワクワクしつつも、夕方から夜にかけて感じる切なさのようなものもあった。
駅名のチョイスもまた良くて、何故か山手線に乗りたくなってしまった。
そして、題名にあるようにキスシーンが本当に素晴らしい!
堰き止めていた想いが溢れ出して貪る感じ…いい…
また先生の描く横顔の顎のラインが良いのである。
堅いものをキチンと噛んでいる、無駄のない美しい顎であった。 -
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性癖の豪華幕の内弁当2024年11月3日短編集だが、侮っていた。
どの話も先生の性癖が炸裂しており、1話目から変態…だが基本恋愛がベースで愛があり、また独特の間がどこかシュールでクスッとなるので、嫌な飛ばしっぷりは無かった。
単なる詰め合わせではなく、豪華な幕の内弁当のよう。
7話のどの話も面白かったが、特に2話あった眉毛の話。
目にはよく注目していたが、その上にくるとは…
タイトルもひねりがありセンスを感じる。
「目の上のたんこぶ」ならぬ。
しれっと衣装替えもあったり、学生らしからぬ変態ぶり。
だが、アイデンティティが無くなったらどうなる?という問いかけもあり、恋愛に対する姿勢も問われているようで深く感じた。
修正は真っ白にぼかすライトセーバータイプで、よく鍔迫り合いをしているのだが、1話目のお道具だけ謎の修正でかなりリアルな感じだった。
少し昔の作品ではあるが、とても面白かった。
先生は今もまだ描かれているのだろうか…もっと他の作品も読んでみたい。 -
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世界遺産にせめて縁取りを2024年10月27日理想の珍好を求めている摩莉のもとに現れた、幼馴染の賢吾。
2人がお珍をめぐってワチャワチャするエロストーリー。
ストーリー重視ではなく、摩莉がDKにしては性に抵抗なさ過ぎて最初から飛ばしまくりではあるが、明るく読めたし、賢吾はお珍もそうだが目もとのホクロ、運動部らしい筋肉と、お宝をたくさん持っているのも良かった。
途中登場する先輩が笑顔のわりに犯罪者級にヤバい奴でビックリしたが、彼は起爆剤的な存在なのだろう、すぐ消えたのであまり気にしないようにした。
しかし、この作品はR18で出さなければならない案件…修正が作品の良さを半減してしまっている。
せめて縁取りやトーンを…世界遺産級のお珍と言われても背景が真っ白だと、お珍も真っ白なので人物の顔以外はただの白いコマ…あまりの湿度に霧が出たのかと思った(涙)
想像力で乗り切るしかないので、訓練したい人には良いかもしれない。
ただ、この作者様、断面図にこだわりがあるようで、普段お目にかかれない部分(こちらは修正なし)も丁寧に描かれていいて興味深かった。
これには星をプラスせねばなるまい。 -
温かい飲み物を飲みながらゆっくり読みたい2024年10月22日秋の夜長に温かい飲み物を飲みながらじっくりと読みたい作品。
異形の者と青年の交流。
深い森の中で落ち葉を踏む音が聴こえてきそう、まるでおとぎ話を読んでいるようだった。
一歩踏み入れるごとにお互いの孤独な心に温かい気持ちが溜まっていくようで、じんわりした。
以前、先生が植物の絵をアップしているのを見かけたので、普段から植物に触れて愛でているのだと思う。
美しい植物の絵は図鑑のようだし、各章には花言葉の意味もありそうだ。(ラテン語? 読めないのでグーグル翻訳した)
下のページ数の表示にも小さく植物が描かれていたり、本当に細かいところまで描き込みがすごい!
表題作の他にもショートストーリーが4話掲載されており、温室もピアノもルーツの話も…全部良くて語りたくなる。
…でも長くなりそうだから自重しよう。 -
どうかご安全に!2024年10月21日DK達が己の性に翻弄され葛藤しつつも、大切な人と向き合っていく姿はとても良かった。
後半の火蓋を切った展開にはグッとくるものがあった。
ストーリー上仕方がないとはわかってはいるのだが…
学校内でΩの生徒に性暴力を働こうとする生徒を野放しにしているのは、気分の良いものではないな。
搾取の対象だからどうなってもいいというスタンスなのだろうか。
よく親御さんはこの学校に大切なお子さんを入学させたな…
安全でないなら、どうか危機管理を!
やっぱり自分にはオメガバースは向いてないんだろうなあ。
どうしても保護者目線でみてしまった、ウザくて申し訳ない。
ちなみに辻田の目元のホクロ、これはなかなかの危険地帯、良い場所にあった。 -
隠された左眼を覗きたい2024年10月20日左眼を見られると惚れられてしまう、難儀な花咲さんのファンタジーストーリー。
特に設定についての深掘りは無いので、そういう設定か、と割り切って読んだ。
だが花も沢山出てくるし、花咲さんの苗字の通り、恋が花咲くかわいく幸せな展開でとても読みやすい。
ポップに描かれているが、桐ヶ谷の執着っぷりが若干狂気じみているのも面白かった。
いっこ先生の描く切れ長の目が好きなのだが、今作も素晴らしかった。
特に花咲さんは隠すため眼帯を付けているので、隠された左眼を見たい欲にかられる。
これで惚れてしまうなら本望である。
さらに桐ヶ谷は口元にセクシーなホクロ付きだし、顔面ビジュアルは最高だった。 -
絶賛反抗期中2024年10月19日短いながら上手くて唸ってしまう。
胸をギュッと掴まれる描写がそこかしこにある、深くて不思議な愛情。
優しい眼差しに包まれている。
クソばばあは本当にムっちゃんのお母ちゃんになっちゃったけど、ムっちゃんの反抗期が終わったらこの2人の未来はどうなるのか…
と毎回考えるのだが、いつも明確な答えが出せないまま。
そしてまた読んで色々と考えてしまう。
だが、その工程が面白い。大好きな作品。
笑平先生は、今は青少年でも楽しめる作品に携わっているようだが、また大人向けの作品は描かれないだろうか。
少しずつ先生のBL作品を読むのを楽しみにしているのだが、もう底をつきそうで涙。 -
極悪刑務所内での純愛がたまらん2024年10月16日シリーズ1弾を読んで以来ドハマりしている、刑務所内の激情ラブの無料版。
各シリーズの序章が読める109ページとなっている。
同じ内容とわかっているのに好きなので読んでしまう…
今なら1章の1巻が無料、2章の豪華版が半額なので気になったら読んでみて欲しい。
苦しい描写もあるのだが、懲役が余命よりも長い凶悪犯達が閉ざされた空間で繰り広げる恋模様、特にシャットコール達の嫉妬や独占欲がたまらない。
波乱続きなので心はなかなか休まらないが、だからこそ純愛が引き立っていて犯罪者なのに尊く感じて推してしまう。
それにしてもソードのドレッドヘア、カッコいいなあ。
ドレッドヘアは黒人のアイデンティティであるらしいが、確かに黒肌の長い手足によく似合っている。
自分がやったら大惨事。