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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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バチクソ爆愛申し上げます【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
雄胸住民税、納税させていただきます。2025年4月27日レビューを拝見して気になり試し読み…からの怜の謎衣装に釘付け。
もう購入せずにはいられない。
とにかくコメディのセンスが凄い…!
過去がある2人の関係性にコメディを合わせるのは難しいと思うが、コメディ、シリアス、エロの各パートに全く違和感なし。
緩急のつけ方も上手くて、怜の勢いにも魅せられた。
本編の完結に笑わせてもらったと思ったら、描き下ろしの最後の最後まで上乗せしてくるとは…。
こんなに気を抜けない作品は久しぶり。
最高に面白かったです、深夜先生、参りました。
怜の親友の牧もいいキャラで、顔が見えないお相手も気になってしまうので、続きをぜひ!
また、迅さんのパツパツのTシャツありがたく拝見しました。
雄胸住民税、喜んで納めさせていただきます。 -
かわいいエロコメの陰にある尊さ2025年4月27日平凡な自分にはエロ穴しか魅力が無い!と思い悩み奮闘するメガネのぼんちゃんがとにかくかわいく魅力的。
そして大好きな恋人に流されてするあれやこれは、題名の通りエロい。
対する幼馴染の大輝クン(この「クン」呼びもまた良いのである)は営業部のエースで非の打ち所がないが、何故か平凡なぼんちゃんにメロメロ。
その理由は2人のイチャイチャの陰にサラッと出てくる幼い2人の様子に見て取れるが、これがまたかわいくて微笑ましい。
本当に3話で終わってしまうのがもったいない。
先生はまた、絵で色気を出すのが本当に上手い。
ムチムチの雄胸や、瑞々しい唇、tkb…。
特に今回の大輝クンは、「胸で抱く」タイプなので、腕枕の際に雄胸クッションというオプションもできてしまうのだ。
見ていると柔らかそうなので、クッション付きで寝てみたくなってしまった…。
それ以外にも先生の描くピンとした太眉毛がとにかく好み。
キャラの真っ直ぐな意思が感じられていいな。 -
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ちぐはぐな家族ごっこ2025年4月26日絵がどことなく少年誌っぽいのに不思議な色気があり、最近気になっている作者様。
若き国王とその弟、臣下であるナイトのジェイクとのちぐはぐな家族ごっこ。
3話で終わらせるのが勿体ないな…心温まるかわいいストーリーなので、もう少しじっくり読んでみたかった。
おじゃま虫の幼い弟がまたかわいい。
ぷにぷにした子供の丸みのあるほっぺなど全体的にかわいい絵柄なのに、憂いのある目や、紅潮した頬、みずみずしい唇やtkb、ひとたびそういうシーンになると、色気を表現するのが本当に上手い。
ストーリーを邪魔しないためか致しはほんの僅か…でもチラリとのぞく素晴らしいジェイクの雄胸には一目惚れ必至。
続編が出るならば、ジェイクが夜の剣を振り回している様をもっと見てみたい。 -
仲間にいれてくれ〜2025年4月26日「僕らの食卓」の続編。
あいかわらず楽しくて美味しそうな、温かい一家の食卓を眺めているのがとにかく幸せ。
やはり食がしっかりしていると、健全な精神が宿るのだろうか。
途中、壁が前に立ちはだかったとしても、2人で足場を作って乗り越えていける。
致しは匂わせ程度なので、エロばかりを求めてしまういつもの自分であれば刺激は足りないのであるが、三田先生の温かい目線で描かれる優しい時間は、癒し。
疲れて帰ってきた時の味噌汁のように身体に染み渡る。
丁寧にとられた出汁がきいている。
致しはいらない(ことはないが…)ので、自分もその食卓に混ぜていただけないだろうか。
何でも買ってあげるから。
穰のカレーがまたうまそうなのだ、3杯はおかわりしたい。 -
危険運転まっしぐら2025年4月20日最近棒消し版が出ていたとは…白絵の具版を購入してしまった…涙
こちらは修正の上に棒消しまであるので、購入は棒消し版をおすすめしたい。
まあまあ雑な白塗りで、特にお道具は全体像はわからないが、お情けで「何かがある」と雰囲気を知らせてはくれる。
自動車教習所の変態教師の深見と、生徒の七瀬。
先生単体だと冷徹ドSものかと思いきや、七瀬の変態っぷりも負けてはいない。
車の運転はドヘタなのに、エロでは合格を叩き出す七瀬。
変態と変態が合わさるとおバカストーリーが誕生するようで、危険運転まっしぐら。
エロいのに可笑しくなってしまう。
何故バレないのか…変態は時空の歪みをも発生させるらしく、公衆の面前でもおかまいなし。
謎衣装や謎のお道具もあり、筋肉美も素晴らしく、かみしまあきら先生の才能が十分に発揮されている。 -
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去らねばならなくとも、居場所はそこに2025年3月23日子供の頃よく行っていた海の家は、夏が終わると解体され、まるでそこには何もなかったかのように、ただ砂浜に戻る。
レビューを拝見して知ったこちらの作品、海の家での非日常と、夏が終わる時の物悲しさがよく表れていてとてもいい。
夏が終わり去らなくてはならないとしても、居場所、心のよりどころは確かにそこにある。
そしてまた巡ってくる季節に希望が持てた。
最後の終わり方、上手いなあ。
色々想像してしまうではないか!
そして突然のウクレレの選曲が予想外すぎて、なるほど、先生にはまんまとやられた…。
42ページは致し無しで大変美しいストーリー。
あと、先生のペンネームが気になりすぎて…
カレイと言ったらやはり煮付けですよね。 -
今、信念をもって生きているか?2025年3月20日なんだこれは…強く心を動かされ、いつまでも興奮が冷めやまない。
人は自分が正しく、異なる価値観を持つ者は誤っていると排除してしまう傾向にある。
天動説が絶対的と言われていた時代に、それに疑問を持ち、真理を求めた者たち。
厳しい弾圧を受けても自分の信念のために命をかける彼らは、握りつぶされ、例え自分がその目的を成し得なかったとしても、次の世代を信じバトンを渡す。
そして受け継いだ者は、それを発展させていく。
小さな一人の人間から始まったことが、波及されていく壮大さに鳥肌がたった。
今生きている世界は、先人達の挑み続けた歴史の上に成り立っているのだ、と忘れていたことを思い出させてもらった。
授業ではほんの数分で終わってしまうところを掘り下げているので、歴史ものとしても大変面白い。
だが、それだけではない。
フィクションかもしれないが、登場人物それぞれの生き方に強く感動した。
自分は今、信念をもって生きているか?
そういつまでも問いかけられている。 -
許されないとわかっていても望んでしまう2025年3月16日同人版を読んでいたが、好きな作品なので、レビューを拝見し、またりんごの実先生が同人誌から商業単行本まで持っていった才能と熱意に、購入せずにはいられなかった。
兄のゲイビテオによって浮き彫りになった兄弟の歪み。
兄弟のインモラルものには多少なりともその理由に違和感を感じてしまうが、この2人の幼少期からの共依存のような絆を見ると、至極当然な流れのように思えてくる。
少し前までぱやぱやしていた弟が決意に満ちて前を見ている姿が力強くて、許されないとわかってはいるが…望んでしまう。
終わり方から勝手に続きがあると思っていたが、完結なのか…。
それにしても、やはり黒髪の髪縛りはいい。
肝心な時に解けて乱れる様子が素晴らしかった。 -
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切ないモダモダ、加えてセクシーなホクロ…2025年3月2日とにかく2人のギャップがすごい!
自信家でチャラい藤森は苦手なタイプ…このクズめ、、
一方の英里はツンツンしてて可愛げないな、、などと思ってしまっていた、すみません。
特に英里には一瞬で持っていかれた。
とにかく乱れ方がセクシーでかわいいのである。
先生の作品は初めてだが、切れ長で色気がある目元がとても良い。
それだけで満足なのに、先生、英里の口元にホクロまでつけてくださって、ああ、ありがたや。
肝心のストーリーがまた素晴らしい。
体は繋がっていても、英里の兄を介して交錯してしまう2人の想いが切なくてもどかしい…
だが、いい…この胸がキュッとなるモダモダはモロに好み。
とても良かったので、他の作品も読ませていただきます。 -
振り幅に驚く2025年3月1日育ての親とのあれこれは大好物。
おヒゲのイケオジ、いじらしい男子、バカバカしいコメディ、そして謎の発明ロボ…池玲文先生の魅力満載のおとぎ話。
ツノ氏がとにかくかわいく、先生はいじらしい男子を描くのが本当に上手いと感心してしまう。
ずいぶん昔の作品なのでお得意の巨大なモノは鳴りを潜めてほのぼのしているが、要所要所で見せる色気が半端なく、控えめなのにドキッとしてしまった。
バカバカしいオチにクスッとしていたかと思うと、最後に掲載されている短編がガラッと雰囲気が変わって文学的で唸ってしまった。
鼻の奥がツンとするような学生2人の秘密がほろ苦い。
例え明るいものではないかもしれないが、2人は並んで歩いていくのだろうか。
すごく好み。
先生の振り幅に驚くばかり。 -
一生懸命だが、よい力の抜き加減2025年2月24日誰でも秘密にしたいことが1つや2つ。
隠れゲイの青柳くんが、いつも遠くから見ているだけだった憧れの王子様。
彼も相当な秘密を持っていた…。
全力で推し活していたかと思えば、チャンスとみるやグイグイ押したり、落ち込んだり、都合よく解釈したり、諦めたり、復活したり。
とにかく青柳くんが卑屈になり過ぎずあけすけなのがいい。
いつも一生懸命なので、左目下のホクロは別としても応援したくなってしまう。
王子も青柳くんのおかげで秘密の巣箱から飛び立って、感情を出して生き生きとしている姿が人間らしくてとてもよかった。
あとは、所々に出てくるゆるキャラ(?)が好きだなあ。
青柳くんの髪ゴム(雲?)や、Tシャツの謎キャラ達。
初読み作者様だったが、クスッと笑えるよい力の抜き具合があり、テンポよく読ませてもらった。 -
勢いのある構図に肉感溢れる作品2025年2月8日何度も初夜を繰り返す奇跡のホクロ男子、ミツキのタイムリープストーリーR18版。
通常版紙の本も持っているので迷ったが、表紙の素晴らしい構図と、大好きな「ごほうび」のR18版も掲載されていると知り、買わずにはいられなかった…。
悲しいほど律儀に型抜きされていたおチンが、本作では心もとない3海苔のみ、しかも色ぬりつきとなっており、今井先生の勢いのある構図に肉感を増していて迫力満天。
クッキーの型抜きが苦手な方には是非こちらをおすすめしたい。
欲を言えば、先生のカーペット(毛)の描き方が他の先生と違っていてとても好きなので、もっと見たい。
防御にもなるし、寒い時もカーペットは大事。
それはともかく、次巻も楽しみにしています! -
蓋を取っ払って、自由に2025年2月5日好きなものに蓋をして、一生懸命に生きている。
諦めて、辛く悲しい想いも閉じ込めて見ないふり。
でも蓋の中身をちゃんと見て寄り添ってくれる人がいる。
一緒に歩こうと、少しずつ、辛い気持ちにも手を取り合って立ち向かう。
そんな肝心のストーリーにグッときた。
高校生の眞白が、小学時代の同級生だった時鷹に再会するお話。
生き生きとする2人の姿に、蓋を取っ払って、自分を隠さずに生きてみたくなった。
そして、ヲリコリコ先生は前作でも素晴らしい致しシーンを描かれていたのだが、今作も…!
若さ故か勢いや回数の多さもありエロいのだが、なんと言ってもそれ以上に表情や感情表現がいい。
相手を愛おしく想い、信頼し、寄り添いたい、という気持ちが溢れていて、またしても感動してしまう。
途中、時鷹の謎の髪型には度肝を抜かれたが、イケメン2人が見れて幸せ…と思っていたら、最後に登場したのは誰なんだ。
先生、気になりすぎます。
続きをどうかよろしくお願いします。 -
歯は大事2025年2月1日「噛みあとにキス」のスピンオフと知らずに読んだが、本編未読でも楽しめた。
心に傷を負った瀬戸が社長の来栖に出会ったことで、前に進もうとするお話。
ストーリーは読みやすくハッピーなので良いのだが、エロに重きを置きすぎか。
瀬戸が初っ端から乱れすぎなのはやや違和感を感じてしまった。(好きだが)
とにかく瀬戸が儚げで美しい。
前髪が長くて目に入って邪魔ではないのか?と思うが、そのビジュアルが素晴らしく良い。
大きめのタートルネックもよく似合っている。
そして一方の来栖、甘やかしがすごい。
こんなできる男…見ているとカッコよくて悔しくなるし、帯の「激甘い」の通り。
あの優しさは瀬戸にとっては癒しだろうが、外野としてはとにかく甘すぎて虫歯になるレベル。
読後の歯のメンテナンスは必須である。
歯は大事にせねば…知覚過敏なので心配になってしまった。
修正は強い光で輪郭を飛ばすタイプで、たまにうっすら線が見えるレベル。 -
熱の余韻が最高2025年1月26日初読み作者様。
SNSの試し読みで衝撃を受けて、思わず紙の本を買い求めてしまった作品。
儚げ美人の渋谷を、自信満々の顕田がグイグイ侵食していく様子が堪らない。
一夜の情事の熱がジリジリと燃え上がっていく様子や、消えずに残っている熱の余韻が本当にいい。
須野先生の気だるさを感じさせる絵も素晴らしい。
顕田の左目下の2連のホクロ…切れ長のセクシーな目にセクシーなホクロは反則では…
同人誌なのでページ数は少なめだが、本来は連載になる予定だったとか。
それを諦めず作品化された先生の熱意が溢れていて、世に出してくれた感謝もあり大満足。
続きを描きたいとおっしゃっていたので、信じてお待ちしております。 -
素晴らしい弾力と芸術的なふくらみ…2025年1月22日レビューを拝見して、大ファンのサキラ先生の素晴らしい絵が拝めると知り、単行本を楽しみにしていた。
目の下のセクシーホクロを持つイケメンカメラマン楓&脱いだらすごい!雄胸たわわんオジサマ佐野が撮影で出会うお話。
あれ、想像していたよりも…コメディ…?
そして予想外なところでラッキースケベ的なエロをぶっ込んでくる。
もちろん好きですが。
楓がクールなのに、佐野を前にすると理性がぶっ飛び暴走機関車のように突っ走ってしまうのがかわいい…雄胸好きという点には共感しかないが、ものすごいキャラ変である。
佐野は佐野でそれをバインと雄胸で大きく受け止めるだけでなく、更に上を超えてくるという。
展開がやや唐突な感じはしたが、何度も笑ってしまった。
特に最終話はエロと笑いの共存がすごい。
お気に入りは幻の鳥…よくこれを入れてくれた!
いつ何どきもカメラを離さない楓、カメラマンの鏡だ。
エロコメディというジャンルがあるのかは知らないが、ピッタリ。
面白かったです。 -
人生の難しさを感じさせられる2025年1月19日「たぶんきっと、明日のナズナは」のナズナの小さい頃のお話。
旦那さまの家に来る前や、家に来てからのちょっとしたかわいい幸せなストーリーが楽しめ、本編のファンには嬉しい内容。
田中森先生の健気受けには毎回胸をギュッとつかまれ、泣かされる。
今作もウルウルしてしまった…ナズナーっ!
ぶっきらぼうで鈍感だが優しい旦那さまや、コヨイ坊っちゃんに出会えて良かった。
ファンタジーではあるものの、どの話も完全ハッピーというより含みがあり、そこにうまくいかない人生の難しさを感じさせられる。
ナズナよ、どうかもっと幸せになってくれ…と願わずにはいられない。 -
ホッとひと息、自分を見つめ直したくなる2025年1月16日写真家の壬生が10年ぶりに大学時代の友人、筒美に再会するお話。
ストーリーはややあっさり終わってしまった印象があるが、変に当て馬などもおらず、お互いの問題点に焦点を当てていてかえってリアルなのかもしれない。
温泉にゆったり浸かるような、ホッとひと休みして自分を見つめ直したくなる作品。
諦めて目を背けてしまったらそれまでだが、向き合えば何かしらの道は開けるものなんだな。
小木先生の描く目つきの鋭い男子のファンなので、今作の壬生もいい。ありがたく享受した。
加えて照れて目をそらす筒美がとにかくかわいすぎた…
SNSで大学時代の小話が読めるとレビューで知り、2人がまた見たくて勇んで読みに行ってしまった。
致しは多くはないが、ドキドキ感やお互いを慈しむ感じが出ていてとても良かった。
更には修正が甘いうえに、わざわざおチンが違う色で塗られている…
先生は個性を大切にするタイプらしい、これもリアルだった。 -
恋獄の支配者~完結編~(恋獄のミレニアム 2)【R18コミックス版】
肉感と液体満載、謎衣装も健在2025年1月13日セールで通常版と同じ価格!ならR18を買わないわけはない。
「煉獄のミレニアム」の続編。
タイトルにあるように、恋の牢屋に囚われたカップルたちのそれぞれの行く末が読めて面白かった。
悪魔のシンと神父ウィリアムの種族による苦難を乗り越える永遠の愛も良かったが、悪役で出てくる天使の、天使とは思えない歪んだ愛が最高…。
それだけで1巻読みたいくらい。
致しはそれ程多くはないので通常版でも良いのかもしれないが、めじろ先生の肉感溢れるビシャビシャのあれやこれやはやはり素晴らしかった。
シンの謎衣装も健在で、ただのノレンでしかないフンドシのようなものは一体何の役割かと思っていたが…シーツをかぶった幽霊のようにそそり立つ描写のためか!
さすがよく考えられている…大満足。 -
愛する人の忘れられない匂い2025年1月12日レビューに惹かれて購入したものの、しばらく読んでいなかった自分を殴りたい。
まず、冒頭のシーンは意外性があり、ワクワクしてページをめくった。
本当の愛を知らない2人が出会い、いつの間にかお互い無くてはならない存在になり、求め合って生きていく。
愛する人の忘れられない匂い…こんなこと言われたら抱き潰すしかなかろう。
素敵なストーリーだが生真面目ではなく、どこか抜けのあるゆるい雰囲気もあり、緩急つけて飽きさせない作風でとても面白かった。
次に、キャラクターが脇役含めて魅力的。
まず、美空。
やはり長髪だとまつ毛も長くなるのだろうか…
髪しばり美人イケメンは大好物。
ヒモと言うのでどんなクズかと思ったが、愛嬌もあり、予想外の致しには拍手した。
一方、あまり泣き虫は好きではないのだが、雪はいいな。
ゴルゴみたいな立派な眉毛の男が鼻水たらしてべそべそと…
このなりふりかまわない鼻水がよく、もっと泣かせてくれ!と思ってしまった。
期待していかなかったが、チラッとホクロまで…ああ、ありがとうございます。
そして何より致しシーンが良い。
ボディへの影の入れ方、筋肉の膨らみ…
えっ?胸か!?と見紛うようなプリンとした尻は「尻で抱く」という言葉がピッタリ。
大変素晴らしかった。
先生の今後の作品も楽しみ。 -
イグナートの花嫁【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】
ああ素晴らしい、竜の背中に乗りたくなる2025年1月6日ああ、素晴らしい。
もりもより先生の魅力が十二分に発揮されている。
先生の柔らかく優しい絵の雰囲気そのまま、半竜イグナートと、竜に嫁いだリタの孤独な2人のファンタジーストーリー。
1巻は序章であって、まだ導入部分なのだが、民族衣装も素敵で、世界観も完璧、ぐいぐいと物語に惹き込まれてしまった。
気になる恋愛要素はまだまだだが、イグナートは滅茶苦茶な男前&リタは前髪短めソバカス?の(皮膚の変質?)かわいい系…いい…
次第に距離が縮まる所々のエピソードがエモーショナルすぎて悶えてしまった。
今後どうなるのか、続きが楽しみ。
それにしても竜化しているイグナートがカッコよい。
あの背中に乗せて欲しい… -
蓮の花と赤が印象的2025年1月5日蓮と赤がとても印象的な異母兄弟の不思議なお話。
設定に色々と違和感があり、顔を隠している弟の花嫁のベールの奥を、めくって確かめるのが怖いような気持ちで読み進めた。
この兄弟の家の中庭には池があり夏には蓮の花が池いっぱいに瑞々しく咲き誇っていたのが、冬には茎が折れて枯れてしまっている。
一見寂しい様子だが、季節が巡ればまた青々と繁り生命力を感じさせる。
ストーリーに合わせているのが効果的で、蓮にまつわる熟語にもグッときた。
また、表紙の赤がとても鮮やかで目を引く。
もちろん漫画は白黒なのだが、一読して謎が解けると、色々なシーンに赤を塗りたくなってしまう。
中華系を舞台にしているので、インテリアや服装も雰囲気があってとてもいい。
色々あって昔好きだったドラマを思い出してしまった。
あれもきょうだいものだったなあ。 -
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LET ME SHOW[レミショー]【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
策士のような目元にゾクゾクする2024年12月29日レビューを拝見して気になり試し読み、目元のセクシーなホクロが際立つ前髪真っ直ぐ黒髪ボブモデルの理玖に釘付けに…これは購入するしかあるまい。
ゲイバレで表舞台から遠ざかっていた井浦の常識が、理玖によってどんどん塗り替えられていく様子にスカッとする。
これは性嗜好に悩む者だけでなく、他人の目に萎縮して自分を抑えてしまう我々にも勇気を与えるメッセージだと感じた。
だが、井浦がよく泣くので全体的にはかわいい印象かな。
アラフォー男の泣き顔好きには強くおすすめしたい。
こちらが作者様の初コミックとのこと。
理玖の策士のような目元が本当にいい…例えホクロが無くてもいいが、ホクロを加えてくれたことに感謝。
前髪が重い男の重めな執着も最高なので、もっと見たかった。 -
軍服もいいが、フンドシも白く際立つ2024年12月28日やはりいい…
以前読んで、ストーリーが好きで忘れられず、購入。
太平洋戦争時代の将校と生徒の恋愛もの。
始まりこそ将校の鬼塚がとんでもない奴だと驚くのだが、読み進めていくと単に大和がかわいくて好きな子にアプローチしていただけとわかる。
鬼塚は位が高いのもあり俺様ではあるが、変にコソコソしておらず堂々としていてカッコよく、いつの間にかそんな俺様鬼塚を求めてしまっている…。
そして大和が真っすぐでとにかくかわいいのである。
負けん気も強いのでケンカップルのよう。
しかし、面白く読んでいたかと思いきや、俺様鬼塚にとろんとされてしまい、高揚し紅くなった肌がとても美しい。
戦争で引き裂かれた恋人はどれほどいただろうか。
そんな儚さも感じさせるが、何だかんだ惹かれ合う2人の純愛がかわいくて幸せな気分に。
そして今作を読んで、軍服と言えば水上シン先生だな、と再認識した。
鍛え抜かれた体に白いフンドシもエロくていい…
先生のフンドシのはだけさせ方も最高であった。 -
壁になって見守りたい2024年12月22日壁になって推しカプを見守りたい、腐人なら誰しも秘めた願望であろう。
ヒロ&リクを陰から見守り妄想する日々から、表舞台に躍り出ることになってしまった腐男子の秋春のラブコメ。
1巻では秋春がやや不誠実なように思えてしまったが、2巻まで読むと印象が変わった。
少女マンガカテゴリーなので至極健全。
2人の距離が縮まっていく様子も無理がないし、テンポも良く、そして何よりコメディ要素が面白い。
こちらが、ほとなか先生の初コミックとは素晴らしい。
先生は絵も綺麗でイケメン祭り。
だが、もし壁になるとしたら、自分は断然、口元のホクロがセクシーな男前、ヒロキの部屋の壁だな。 -
檻に囚われてしまっている2024年12月15日本編で受けた典彦に対する恐怖心が薄れてきたので、性懲りもなく典彦チャレンジすべく番外編のこちらを購入。
前半は学生時代のまだ初々しい坊っちゃんと、典彦。
後半は成長してからの不倫温泉旅行、色気たっぷりの坊っちゃんと、典彦。
どちらも修正でよくわからない部分があるが、それぞれ違う意味でエロい。
ソックスガーターや放尿プレイを放り込んでくるところはさすが彩景先生。
キス1つで、この2話の間に典彦のあれこれの策略があったと思い出し、感慨深くなってしまった…坊っちゃんはもう典彦無しではいられないのだ。
今作は致しシーンしかないので典彦の恐ろしさはあまり感じなかったが、典彦の眉毛を見ていたら、また本編を読み返したくなってしまった。
自分もまた、典彦の檻に囚われてしまっている…。 -
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一筋縄でいかない、女子BL2024年12月3日何かと何かがぶつからないと発しない火花。
炎が生まれるまで何度もぶつかる2人が苦しいが、行き場のない焦燥感ややりきれなさがよく表れていて、読んでいてジリジリと火傷しそうになった。
三郷とヨージのくすぶっていた恋が、カッコいい女子戸森さんによって暖炉のような、温かい炎になる様子にはあっぱれではあった。
だが、果たして、戸森さんが抗った火花を発していなければ、2人はどうなっていたんだろうなあ…とも考えてしまった。
当て馬にならない女子BLとのことで確かにカッコ良かったが、戸森さんの相手のいない火花は、炎に変わることがないまま消えてしまう。
そのエネルギーの対比も面白かった。
最後の短編1話も短いのにとても印象的。
同じく火花を思わせる発火が、後々まで忘れられない爪痕を残している様子に、その後を想像してしまった。 -
満足の上を更に超えてくる、笑顔溢れる作品2024年11月30日ケモミミのフェチメインのお話かと思っていたが…美しい絵とストーリーで読ませる圧巻の254ページだった!
感情がとても丁寧に描かれていて好印象。
一緒にご飯を食べて笑い合うなかで、ゆっくり距離が縮まっていく、お狐の三珠と暦の幸せそうな日常を見ているとこちらも思わず幸せな気分に。
このまま幸せに…と暦のヘソ横のホクロを眺めつつ思っていたら、最後に思いがけないエピソードがあって心をガッシリ鷲掴みにされてしまった。
これは油断していた、満足の上を更に超えてきた。
茉白先生恐るべし、参りました。
そしてなんと言っても三珠が感情豊かで、表情がくるくる変わってかわいいのである。
表紙のように笑顔のシーンが多いのがいい!
笑顔は人を幸せにするというが、暦だけでなく読んでいるこちらも元気を貰った気分。
漫画の新たな魅力にも気付かせてくれた。
本編と関係ないが、アメリカではクリスマスにダサいセーターを着る風習があるらしい。
このクリスマス柄ダサセーターを見るのが個人的に好きなのだが、まさかこちらで見られるとは!!
先生もお好きなのだろうか…急なダサセーター登場に爆笑してしまった…ありがとうございます。 -
制服のクリーニングが心配2024年11月17日姫体質のイケメン衛星と幼馴染のマスク男子の月王。
題名にリンクしているのか、2人とも宇宙の名前なのが素敵だな。
少々拗らせているモダモダストーリー。
独特の距離感と倫理観にやや戸惑い、制服のクリーニングが大丈夫か心配にはなったが、、制服で深夜の時間を過ごす背徳感がよく表れていた。
若者の生態(チー牛という言葉があるのだな…)も勉強になった。
コウキ。先生の、イケメンとはほど遠いふくれっ面や、いかにもなモブキャラを描いてくれるところがなんか好きだ。
目元のホクロもホクロ好きにはありがたい。
修正からはみ出てしまっている長毛カーペットもフカフカで良い感じ。 -
ほとばしる液体三昧2024年11月16日レビューを拝見して気になり読んでみたが、こちらが先生の初コミックとは…すごいな。
音を聞かれて興奮してしまうという変態要素はあるが、人物がかわいいので読みやすく、構図やストーリーもほとばしる液体のように勢いがあり面白かった。
先生は習字をやられていたのだろうか。
字がものすごく綺麗で、筆のような字体がまたスピード感を増している。
画力も素晴らしく、特に排水溝に流れていく液体の描写がお見事だった。
液体三昧なので、液体好きな方にはたまらないだろう。
修正で全く見えないが、人物がやや濃いめ外国人風でムキムキなので、おチンもさぞかし立派に違いない。
大好物のホクロはもちろん、早朝のヒゲを描かれる方はなかなかいないので、そちらも高評価。 -
お前のほうからキスしてくれよ【単行本版(電子限定10P有償小冊子付)】
なぜか電車に乗りたくなる2024年11月10日降りてみたい駅、どうしようか迷って結局降りられないまま。
でも環状線はぐるぐる回って走っているから、一周してまた同じ駅にやってくる。
あとは一歩の勇気だけ、どう踏み出すか、降りたらどうなる?
望みの場所にはたどり着けるのか?
好みの題材にワクワクしつつも、夕方から夜にかけて感じる切なさのようなものもあった。
駅名のチョイスもまた良くて、何故か山手線に乗りたくなってしまった。
そして、題名にあるようにキスシーンが本当に素晴らしい!
堰き止めていた想いが溢れ出して貪る感じ…いい…
また先生の描く横顔の顎のラインが良いのである。
堅いものをキチンと噛んでいる、無駄のない美しい顎であった。 -
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性癖の豪華幕の内弁当2024年11月3日短編集だが、侮っていた。
どの話も先生の性癖が炸裂しており、1話目から変態…だが基本恋愛がベースで愛があり、また独特の間がどこかシュールでクスッとなるので、嫌な飛ばしっぷりは無かった。
単なる詰め合わせではなく、豪華な幕の内弁当のよう。
7話のどの話も面白かったが、特に2話あった眉毛の話。
目にはよく注目していたが、その上にくるとは…
タイトルもひねりがありセンスを感じる。
「目の上のたんこぶ」ならぬ。
しれっと衣装替えもあったり、学生らしからぬ変態ぶり。
だが、アイデンティティが無くなったらどうなる?という問いかけもあり、恋愛に対する姿勢も問われているようで深く感じた。
修正は真っ白にぼかすライトセーバータイプで、よく鍔迫り合いをしているのだが、1話目のお道具だけ謎の修正でかなりリアルな感じだった。
少し昔の作品ではあるが、とても面白かった。
先生は今もまだ描かれているのだろうか…もっと他の作品も読んでみたい。 -
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世界遺産にせめて縁取りを2024年10月27日理想の珍好を求めている摩莉のもとに現れた、幼馴染の賢吾。
2人がお珍をめぐってワチャワチャするエロストーリー。
ストーリー重視ではなく、摩莉がDKにしては性に抵抗なさ過ぎて最初から飛ばしまくりではあるが、明るく読めたし、賢吾はお珍もそうだが目もとのホクロ、運動部らしい筋肉と、お宝をたくさん持っているのも良かった。
途中登場する先輩が笑顔のわりに犯罪者級にヤバい奴でビックリしたが、彼は起爆剤的な存在なのだろう、すぐ消えたのであまり気にしないようにした。
しかし、この作品はR18で出さなければならない案件…修正が作品の良さを半減してしまっている。
せめて縁取りやトーンを…世界遺産級のお珍と言われても背景が真っ白だと、お珍も真っ白なので人物の顔以外はただの白いコマ…あまりの湿度に霧が出たのかと思った(涙)
想像力で乗り切るしかないので、訓練したい人には良いかもしれない。
ただ、この作者様、断面図にこだわりがあるようで、普段お目にかかれない部分(こちらは修正なし)も丁寧に描かれていいて興味深かった。
これには星をプラスせねばなるまい。 -
温かい飲み物を飲みながらゆっくり読みたい2024年10月22日秋の夜長に温かい飲み物を飲みながらじっくりと読みたい作品。
異形の者と青年の交流。
深い森の中で落ち葉を踏む音が聴こえてきそう、まるでおとぎ話を読んでいるようだった。
一歩踏み入れるごとにお互いの孤独な心に温かい気持ちが溜まっていくようで、じんわりした。
以前、先生が植物の絵をアップしているのを見かけたので、普段から植物に触れて愛でているのだと思う。
美しい植物の絵は図鑑のようだし、各章には花言葉の意味もありそうだ。(ラテン語? 読めないのでグーグル翻訳した)
下のページ数の表示にも小さく植物が描かれていたり、本当に細かいところまで描き込みがすごい!
表題作の他にもショートストーリーが4話掲載されており、温室もピアノもルーツの話も…全部良くて語りたくなる。
…でも長くなりそうだから自重しよう。 -
どうかご安全に!2024年10月21日DK達が己の性に翻弄され葛藤しつつも、大切な人と向き合っていく姿はとても良かった。
後半の火蓋を切った展開にはグッとくるものがあった。
ストーリー上仕方がないとはわかってはいるのだが…
学校内でΩの生徒に性暴力を働こうとする生徒を野放しにしているのは、気分の良いものではないな。
搾取の対象だからどうなってもいいというスタンスなのだろうか。
よく親御さんはこの学校に大切なお子さんを入学させたな…
安全でないなら、どうか危機管理を!
やっぱり自分にはオメガバースは向いてないんだろうなあ。
どうしても保護者目線でみてしまった、ウザくて申し訳ない。
ちなみに辻田の目元のホクロ、これはなかなかの危険地帯、良い場所にあった。 -
隠された左眼を覗きたい2024年10月20日左眼を見られると惚れられてしまう、難儀な花咲さんのファンタジーストーリー。
特に設定についての深掘りは無いので、そういう設定か、と割り切って読んだ。
だが花も沢山出てくるし、花咲さんの苗字の通り、恋が花咲くかわいく幸せな展開でとても読みやすい。
ポップに描かれているが、桐ヶ谷の執着っぷりが若干狂気じみているのも面白かった。
いっこ先生の描く切れ長の目が好きなのだが、今作も素晴らしかった。
特に花咲さんは隠すため眼帯を付けているので、隠された左眼を見たい欲にかられる。
これで惚れてしまうなら本望である。
さらに桐ヶ谷は口元にセクシーなホクロ付きだし、顔面ビジュアルは最高だった。 -
絶賛反抗期中2024年10月19日短いながら上手くて唸ってしまう。
胸をギュッと掴まれる描写がそこかしこにある、深くて不思議な愛情。
優しい眼差しに包まれている。
クソばばあは本当にムっちゃんのお母ちゃんになっちゃったけど、ムっちゃんの反抗期が終わったらこの2人の未来はどうなるのか…
と毎回考えるのだが、いつも明確な答えが出せないまま。
そしてまた読んで色々と考えてしまう。
だが、その工程が面白い。大好きな作品。
笑平先生は、今は青少年でも楽しめる作品に携わっているようだが、また大人向けの作品は描かれないだろうか。
少しずつ先生のBL作品を読むのを楽しみにしているのだが、もう底をつきそうで涙。 -
極悪刑務所内での純愛がたまらん2024年10月16日シリーズ1弾を読んで以来ドハマりしている、刑務所内の激情ラブの無料版。
各シリーズの序章が読める109ページとなっている。
同じ内容とわかっているのに好きなので読んでしまう…
今なら1章の1巻が無料、2章の豪華版が半額なので気になったら読んでみて欲しい。
苦しい描写もあるのだが、懲役が余命よりも長い凶悪犯達が閉ざされた空間で繰り広げる恋模様、特にシャットコール達の嫉妬や独占欲がたまらない。
波乱続きなので心はなかなか休まらないが、だからこそ純愛が引き立っていて犯罪者なのに尊く感じて推してしまう。
それにしてもソードのドレッドヘア、カッコいいなあ。
ドレッドヘアは黒人のアイデンティティであるらしいが、確かに黒肌の長い手足によく似合っている。
自分がやったら大惨事。 -
青春ストーリーなのにホクロ祭りに目が眩む2024年10月14日高校での数々のイベントを経て、2人が仲を深めお互いに成長していく姿が素晴らしく、とてもよいストーリーだと思う。
ただ、この2人が付き合う馴れ初めだけ、自分の頭が固いのだろうか、腑に落ちずモヤモヤしてしまった。
そして単純に絡んでくる拓郎が自分の苦手なタイプ(しかしひろむにはああいうグイグイくるタイプが合っていると思う)…
このような単なる自分の好みで、星4か5か迷ったのだが、致しシーンのひろむのホクロでテンション爆上がりしてしまった!
左のお尻やへそ周りの3連、おまたなど、盛りだくさん、豊作ホクロ祭り。
ひろむはホクロ男子だと思っていたが、これまでとは。
こんなにホクロ探しに忙しい作品は初めてかもしれない。
素晴らしい青春ストーリーなのに申し訳ない、ホクロ好きなんです、抗えない…
こあら先生の作品は初めてだが、ホクロがお好きなのだろうか…他の作品でもホクロを探してみたくなってしまった。 -
苺は最後に食べます2024年10月13日今が旬の栗は、一晩冷凍して1時間茹でると皮が剥きやすくなるらしい。
昔、水につけただけの栗を剥かされた時は、腱鞘炎みたいになったことを思い出した。
高校生と元パティシエの隣人同士のお話。
山田ユギ先生の作品は初めてだが、アイドルのようなビジュアルにまず心が躍る。
そして、先生は甘いものがお好きなんだろう、出てくるお菓子が全部おしゃれで美味しそう。
だが、ストーリーは土曜日の昼に母親が焼いてくれたホットケーキのように、ホッと安心するような優しさに溢れている。
しかし、そんな優しさだけではなく、1巻の最後では色々な意味で「あー!!」となった。
ミキサーによる生クリームの泡立てが始まってしまった。
この後は苺のショートケーキになる展開か!?
ちなみに好物である苺は最後に食べるタイプである。
口の中のクリームもサッパリするし。 -
先生は錬金術師ですか2024年10月13日ゲームのFFシリーズに出てきそうなフード付きの白魔道士ローブ(個人的に白魔道士推し)、長いピアス(これ好きです)、そしてメガネクールイケメンと美人術師の秘密の恋。
このメガネイケメンのメガネの理由もまた、泣かせるじゃないか。
ストーリーも純愛で甘く、障害もイライラしない程度で大変綺麗にまとまっている。
心が汚れているので、いつもはハイカロリーな純愛は胃もたれしてしまうのだが、こちらの作品は問題なかった。
このような宝石のような材料を掛け合わせて、美しい絵で純度100%の金を精製するような技術、下手をすれば爆発して煙を出してしまいそうなものだが…。
まさに、ぐり先生が高レベルの錬金術師である。
先生の束感のある髪の毛の描き方がやはり好み。
ワックス使ったらできるかな、直毛には難しそうだが真似してみたい。 -
金魚鉢を眺めているような2024年10月13日秘められている陰に怯えつつも、何が出てくるんだという興味に突き動かされて読み進めた。
捕らえられてしまう蝶と、飛び立っていく蝶。
2度出てくる蝶の描き方も印象的で良かったと思う。
でも…妹はどうするんだろうといういらない心配だけは残るかな。
他の方のレビューにもあるが、本当に不思議な魅力のある作品。
作中に金魚がよく出てくるのだが、まるで泳いでいる金魚のヒレがゆらゆら動いているのを、ガラス越しに眺めているような感覚で面白かった。
絵にもまた不思議な色気があった。
そこまで露出がないのだが、致しシーンも仄暗くてエロい。 -
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NEVER GIVE UP!自衛官はあきらめない、ナカに全弾発射せよ!
全弾被弾!2024年10月8日読み放題の「公務員SEX性欲図鑑」に掲載されているらしい。
ガタイの良いイケメン自衛官と、美人理学療法士。
ふざけたタイトルだが、実は結構感動的な良いお話。
36ページのショートストーリーなので途中はしょりがあり、あっさりしているが、最後の致しシーンで2人がどう歩んできたかが想像できる。
そして、先生は何とも美しい筋肉を描く。
他の作品もチラ見したが、ガチムチ受けがお好きなのだろうか。
修正でちょっとよくわからない部分はあるが、タイトルの通り、見事に受けが全弾被弾している。
自分の発射は適当なのに…さすが自衛官、献身が素晴らしい。 -
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過去を発掘するのか、今を生きるのか2024年9月29日自分のよくわからない気持ちを、見ないふりをして箱に閉じ込めてしまった。
果たしてそれを開けたら何が出てくるんだろう?
笹山が大学のゼミで出会った三波先輩にスカウトされて考古学研究会に入るお話。
笹山が閉じ込めた気持ちをこのまま放置して遺跡にしてしまうのか、それとも勇気を出して箱を開けて「今」を生きるのか。
ちょっと先輩が掴みにくいところがあったが、遺跡を見つけた時の喜びや嬉しさが溢れるような作品で、発掘や考古学、インディージョーンズなど、遺跡好きにはたまらない内容だった。
今井先生の素晴らしい構図による致しシーンも良い。
特に足の裏の描写が多く、別に足フェチでもないのだが…いい土踏まずの連発には参ってしまった。
毛系の描き方もやはり好きで、冒頭の発掘用のタワシでさえ目が釘付けに。 -
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おっと、まるで違う印象に2024年9月10日一読目は正直、菊丸がすぐどこかへ行ってしまいがち&邦之がよくわからん奴でイライラし、評価の高さがいまいちわからなかったのだが…最後まで読んで衝撃。
ラストには賛否両論あるようだが、なるほど、2度目を読むと色々と繋がってきて、スイスイとドリルが解けるようで面白かった。
あんなにイライラさせられた菊丸だったが、2巻の表紙のように邦之を包みこんでいる。
まるで違う印象に感じさせるなんて、すごい。
もうイライラしないよ、菊丸すまん。
作者様は単行本化にあたり、連載時のエピソードの削除や追加をされたとか。
連載中の話は読んでいないが、この作品をより良いものにしたいという努力が報われていると思う。
先生は画力も高く裸体も美しいのだが、修正がライトセーバーのようでいまいちわからん(笑)
躍動的な効果線が素晴らしいので、たまにライトセーバーを振り回してバトルしているように見えて笑ってしまった。 -
夏の終わりの物哀しさ2024年9月9日評価は人それぞれだろうが、自分にはどちらもド真ん中に槍がぶっ刺さった、好み。
表題作の他に短編が1話で、どちらも再会をテーマにしている。
表題作は幼い頃の夏の島での初恋、大人になり再会する幸せなお話のはずなのだが…
生い立ちからか、一歩下がって遠慮しまくりのウミくんが何だか物哀しくて、真夏の話なのに日陰を歩いているような気になってしまう。
ストレート長め前髪の黒髪に褐色肌、もうそれだけで素敵だよウミくん、自信を持って自分を大切にしてくれ〜と切なくなってしまう。
貴文よ、ウミくんを幸せにしてやってくれ、と願わずにはいられない。
短編は一層切ない。
弘樹が同級生の静一に再会するお話。
ワンレン黒髪の美しい唇を持つ男、静一。
ホクロ好きなので普段はホクロを見るだけで嬉々としてしまうのだが、静一の背中に散らばったホクロには泣けてきた…
儚い美しさが際立っていて短いながら素晴らしかった。
どちらも夏の終わりの物哀しい時にピッタリ。
致しシーンは直接的ではないが、影のある色気が満ちあふれていてとてもいい。
先生の絵も好み。 -
日常使いのボクサーパンツ2024年9月8日真面目人間の徳本がネットでおもちゃを物色しているところを、同僚の香山に見つかってしまうお話。
淡々としたストーリー運びで、お互いの好意は感じられるが、まだ途中という感じで終わっているのが勿体ない。
だが、逆にリアリティがあるのかもしれないな。
面白味なく生きていた徳本が香山と出会うことにより、じんわりとした幸せを抱くようになってきたのが良かった。
また、作者様の絵が綺麗。
ボディの肉付きも程よい感じなのだが、特にムチっとしたボクサーパンツを履かせているのがいい。
会話しながら脱がせる描写も良かった。
先生にはこれからもボクサーパンツを描いていただきたい。 -
何もかもが美しいハイカロリーな作品2024年9月1日画家のミューズであるミチルに夕路が入れ墨を彫るお話。
画家に陶酔し世間知らずだったミチルが、夕路がひと彫りずつ墨を入れていくたびに、夕路に惹かれ身も心も染まっていく過程が、とてもいい!
夕路が包容力の塊で、優しくミチルを包みこんでいくので安心して見ていられる。
だてに目もとにセクシーなホクロがついていない。
そしてとにかく美しいの一言。
ミューズであるミチルの幽玄な佇まい、画家の作品など、ひとコマひとコマが美しく、鹿島先生の画集を見ているようで、こんなハイカロリーな漫画、いいんですか?となってしまった。
特に素晴らしかったのは、夕路が入れ墨を掘り上げるシーン。
柔らかくて温かく、夕路のミチルへの愛に溢れている様子が伝わってくる。
これはぜひカラーで見てみたい!
夕路の愛を背中にまとったミチルと、入れ墨の作業のため?に手袋をしている夕路との致しシーンも、この作品ならではでとても良かった。 -
難儀な2人が面白い2024年8月31日素直になれず上手くいかない元恋人同士、嘉島と相原のラブコメ。
コメディ要素が上手く、各ページに感想を入れたいくらい。
普通は早くくっつけ、となりそうなところではあるが、気持ちがだだ漏れで表情豊かな主役2人に加えて、とにかく同僚達の反応が面白いので、イライラさせない良いラインを保っている。
楽しそうなので、このカフェで働きたいなあ。
一転、致しシーンはお互いの好きが溢れていてとても良かった。
理性が吹っ飛ぶと素直になれてしまう難儀な2人…
だが気持ちが通じ合ったこれからは、人前でもイチャイチャして同僚にツッコまれるのだろう。
キシモト先生の描く人物、男女とも髪型が好み。
個人的に長髪男子が厨房で髪を縛るのが好きなのだが、縛った時の嘉島の毛量が絶妙すぎて悶絶した。
先生、素晴らしいです、ありがとうございます。
そして、普段片目しか見せない旭スーパードライ氏の左目が見てみたいところ。 -
Happy Birthday ちとせくん【電子限定描き下ろし付き】
いがぐり頭がさわやかで切ない2024年8月24日最高…レビュー書いてくださった方、ありがとうございます。
危うくこの素晴らしい作品に気が付かないところでした。
高校球児同士の誕生日をテーマにしたお話。
上野ポテト先生の作品は初めてだったが、ストーリー展開がうまくて唸ってしまった。
甘酸っぱくてこそばゆくなってしまいそうな2人のお付き合いにニヤニヤしていたかと思いきや、、、
好きだからこその、ちょっとしたすれ違いで離れてしまった2人が切なくて…何度も泣いた。
男子のバカバカしい話や、運動部の爽やかな友情もまた良かった。
いがぐり頭達をこんなに魅力的に描けるなんて。
おそらく高校球児達の世界観を壊さないための配慮なのだろう、エロシーンを大人になるまでは徹底的に排除して見せないのも好感が持てた。
誕生日はどれだけの人にお祝いしてもらえるかで気分が浮き沈みしてしまうが、言われないだけで、誰かがこっそりお祝いしてくれているのかもしれない。
最後はそう思えて嬉しくなるような作品だった。 -
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派手ではないが、皆キラキラ輝いている2024年8月16日普通の男子学生達が自分の嗜好に戸惑い悩みながらも、前に進んでいくオムニバス形式のストーリー。
彼らは他の漫画に出てくるような華やかな人物ではないかもしれない。
普通の日常が舞台で、派手なことも起きない。
だが、冬が明けてつぼみが開花していくように、登場する男子たちは皆一生懸命で、キラキラ輝いていて眩しかった。
愛情表現はライトで真面目なストーリーなので、初心者の方や、嗜好に悩んでいる男子達にもおすすめしたい。
先生の描きたいテーマがしっかり伝わってきて、非常に好感が持てた。
一つだけあげるとすると、掲載順が独特(ちゃんと意味があるので納得はしているのだが…)なので、記憶力のない自分には、一読目ではどのCPの話だったかな…と混乱してしまった。
年を重ねると名前が覚えられないんだ…だがキラキラした若者達には大丈夫だろう。 -
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人生を変える2度の出会い2024年8月11日お互いの人生を変える出会いが2度、そのどちらも素敵だった。
ただ、一読目はブラック企業の印象が強かったため、そちらに気持ちを持っていかれてしまったのが残念。
自分は残業を嫌悪しているので、浩国の健康が心配になってしまった…本当に甲斐と再会してなければ死んでいたぞ。
ブラック企業では自分本位になって欲しい。
そして、何と言っても鶴亀先生の描く人物が良い!
イケメンと美人のケンカップルのようなやりとりは目の保養であった。
甲斐がちょくちょく発するかっこいいセリフは、イケメンにしか許されまい。
あぁ、あんなこと言ってみたい。 -
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白線から落ちても挽回できる2024年8月5日皆さんのレビューを読み気になって購入。
もう、何度読んでも泣いてしまう。
道路の白線上で出会った2人が、途中選択肢に迷い道を見失いつつも、自分達の意思で人生を歩んでいくストーリー。
2人の繋がりを道で表現している、その着眼点が本当に素晴らしい。
途中の飛び道具はできすぎかな、と思ったがラストの飛行機雲を見て納得した。なるほどなあ〜。
そしてとにかく西の笑顔がかわいい。
目の下のホクロを抜きにしても、これは誰でも惚れてしまう。
だから自分のような者は、道を誤った伊東に対して「バカタレ!制裁を受けろ!」などど思ってしまうのだが、西が放った一言が愛に満ち溢れていて…大号泣。
人間というのはそもそも過ちを犯す生き物で、それを後悔しながら生きている。
そして、その過ちを赦すのもまた人間なんだな、と改めて気付かされた。 -
ブシャーが気になりすぎて2024年7月31日試し読みのブシャーが気になって。
イケオジ特殊αが、αの王子を溺愛するお話。
ブシャーはギャグかと思うほど、初っ端から飛ばしまくり。
幸せなストーリーに加えてエロが強いので、虫歯になりそうなくらいに、甘い。
しかし悲しきかな、おチンが真っ白…かろうじてブルンブルンした時の残像がぼんやり姿を見せるのみ。
特にイザックはサイズが特殊なので、白地が目立ってしまっていた印象。
だが先生はそれをわかっていらしたのだろうか、tkbはバッチリで雄胸いじりは素晴らしかった。
個人的には最後に掲載された、本編とは無関係な?ショートストーリーが、遊び心のあるバカバカしさがたっぷりで面白かった。
この作品好きです、入れてくれてありがとうございます。 -
盗まれないか気が気ではない2024年7月22日複数の方の高評価レビューを読んだのだが、いまいちどんな話なのか意味がわからず。
とりあえず読んでみたが…シーモアさん、どこをどうやったらこんな発想が出るんだろう…
しかも0円とは、脱帽です。
まず、傘がプールでターンしている最初のシーンで、もう心を鷲掴みにされてしまった。
あれは体が曲がらない傘には難しいターンに違いない。
そして、ただの傘と傘立ての恋愛話なので…何をやっているのかはなんとなくで想像するしかないのだが、とにかく躍動感があってエロかった。
あぶく先生、面白くて本当に素晴らしい作品でした。
それにしても、これから傘を見たら永遠に思い出してしまう。
笠井くんは水も滴るいい男だから、盗まれやしないかな、とか。
責任を取って、もっと色々読ませてください!
買います! -
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妖怪だとしても、陰キャも魅力的2024年7月20日蜂煮先生の現在の作品は今月末までで購入できなくなるとのこと。
こちらの作品は後日単行本化される予定と先生が仰っていた、が、我慢できず慌てて購入。
根底にあるのは「陽キャ」「陰キャ」。
この言葉に囚われて身動きが取れなくなっている幼馴染の2人が、本来の自分達を取り戻していく。
伝えたいメッセージはしっかり心に響くが、先生の独特の感性で魅力的に、人物も生き生きと描かれている。
これは蜂煮先生にしか描けないなあ。
そして個人的には、あんなボールが飛んできたら死ぬよね、と思うような、常軌を逸した先生の描く「スピード感」がとにかくツボ。
効果線の使い方も独特で面白い。
単行本化されたらまた購入します。 -
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蝉の季節に2024年7月13日蝉と宇宙人という、何ともシュールな組み合わせに躊躇していたが、蝉の季節だからか(?)半額になっていた。
宇宙人のオンディーに助けられた蝉丸が、何故か求愛してくるというお話。
ストーリーは半分はギャグテイストなので、正直、中盤までは掴みどころがわからずに、軽く読んでしまっていた。
だが、中盤以降は成長した蝉の短命さを上手く活かしており、予想外に感動させられ涙が…
夏の終わりは切なくもあるが、それでも季節は巡りまた夏がやってくる。
致しシーンは数ページと少ないが、美しい絵も相まってとても官能的。
作者様はとにかく水の使い方が上手く、流しっぱなしのシャワー、水栓などから滴る雫、風呂の中のアクロバティックから生じる泡など…よくぞ美麗な2人をびしょ濡れにしてくれた!と拍手した。
蝉についての雑学もあり興味深かった。
この夏は困っている蝉の幼虫を見つけたら助けてあげよう、恩返しがあるかもしれない。