恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

永野水貴/とよた瑣織

6巻までの感想

ネタバレ
2024年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定、キャラクター、世界観はとても素晴らしいのですが、いくら何でも展開が遅くてイライラしてしまいます。ウィステリアは元の性格と未明の地での孤独生活の影響で、ウジウジした性格に成り果ててしまうし、ロイドは格好がよくてモテ生活を送ってきた割には、口数が少なく、言葉選びが下手すぎて、肝心のウィステリアに想いが届いていない。せっかく4巻で未明の地を脱出したのに、この展開の遅さには辟易してしまいました。作品に人気があるから、登場人物の心情を丁寧に書いているのかもしれませんが、6巻で新キャラクターも出てきてしまったし、完結するのはずっと先になりそうです。魔物との戦いや王家との関係、ブライト&ロザリーとの対峙などまだまだ先が長いのに、新キャラや隣国まで出てきてしまって、どう決着をつけるつもりなんだろう。続きは作品が完結してから読みたいと思います。
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