このレビューはネタバレを含みます▼
星空写真家の冬吾と、足に障がいを持つデザイナーすばるの物語。全編を通して、すばるがとても良い子で、冬吾さんが優しい、ハートフルストーリーです。
障がい者の困難(生活面や恋愛面で)はさほど描かれていません。現実はおそらくこんなキレイなものじゃないと思います。障がい者と付き合うことへのパートナーの苦悩とか、同性がパートナーであることへの葛藤みたいなものもほとんど出てきません。親友も親も理解があって、割ととんとん拍子に事が進むので、物足りないと感じる方もいると思います。
でも「こんな2人がいたら応援したいなぁ、理想だなぁ」と心から思いました。すばると冬吾さんにはこのままずっと笑顔でいて欲しいです。