虚空の月【コミックス版】
」のレビュー

虚空の月【コミックス版】

英田サキ/西本ろう

英田サキ先生の訃報に触れて…

2024年9月2日
原作・英田サキ先生×作画・西本ろう先生、という最強タッグ。
傑作の予感しかしない!!その親和性の高さは1話を読んだ時点で、間違いないやつだ!めちゃくちゃ好き!と。
単行本に纏まるのを今か今かと待ちわびていました。

恐らく壮大であろうストーリーの、まだほんの序章。いろいろな布石が打たれた今巻。
嘘と思惑、疑惑に塗れた比賀と志堂の関係はどうなっていくのか?
まだ明かされていない過去は?
妹の事件の解明はどう進んでいくのか?
巻末の英田先生のショートストーリーがまた次への期待感を一層高めていて。
作品に流れるなんとも湿った重厚な雰囲気や色気も堪らない。

サスペンスものなので、レビューは完結してから、と思っていました。
が、英田先生の訃報に触れ、作品の素晴らしさと期待感、そんな気持ちを抱かせてもらえた感謝を、と…
この先の物語もう読めないのかな、と思うと本当に本当に残念でなりません…

ご冥福を心よりお祈りいたします…
いいねしたユーザ19人
レビューをシェアしよう!