このレビューはネタバレを含みます▼
無知シチュ好きな人が絶対好きな場面あるから、絶対読んだほうがいいですよ……!!!!(最初に言うことそれか?)
寡黙なだけの攻めかな?と思いきや情操教育をまったく受けておらず人間の感情や情緒というものを何も知らん無知赤ちゃん攻めと人間生活のこと何も知らないけど情緒は発達してるから攻めをよちよち育てる受けの、違う方向性での人間初心者同士カプでめちゃくちゃ良かったです……!!!!!!
受けの沙羅は人間だった頃の記憶がないため、人間の衣食住についてはまったく無知なのですが感情表現は豊か。一方で攻めの叶瑛は人間として生きてはきたけれど情緒というもの、人との関わり方というものがまったくもってわかってません。
私が攻め厨だからかもしれませんが、吸血鬼ネタではあるけれどもどちらかといえば何も知らん赤ちゃんだった攻めに感情が芽生えていくさまを追いかけて楽しむ作品な気がします。受けの沙羅に世話を焼かれてすくすく(色んな意味で)成長していく攻めの叶瑛が可愛いんですよね……。
吸血鬼ネタにはお約束の吸われる側が気持ちよくなっちゃうやつももちろんあるんですが、初めてのエッチシーンのあと、エッチの気持ちよさを覚えて沙羅に迫りがちになるのとかもうね!無知シチュ好きにはたまらなくなかったですか!?!?よかった!!ムチャクチャ!!!とても!!!(落ち着いて)
愛を知らなかった二人が出会ったことでお互いに成長してお互いが大事な存在になるっていう王道ストーリーではありますが、攻めがね、ほんとに、可愛いんですよ……図体大きい赤ちゃんワンコ攻めと世話焼きママ受け、この文字にピンときたらぜひ読んでみてください……!