能美先輩の弁明
」のレビュー

能美先輩の弁明

大麦こあら

こういう描き下ろしが嬉しい

2024年10月11日
発売から数日でのレビューの伸びと高評価がすごい。
ノンケクズ先輩とか身体から始まる関係とか今までも読んだことあるような設定なのに、この作品が面白いのは’哲学’がちゃんと軸になってて、リアルな大学生に感じられたこと。
’哲学’って難しそうなイメージもあるけど、実はとても現実で大事なことを学ぶのだなと。「無知の知」「知らない事を自覚する」ことの大切さ。大人になってより気づくこと。こういうことを大学時代(もしくはもっと前から)考え学ぶっていいなあと。

そして、こんな描き下ろしは嬉しい。単話も買ってて単行本を楽しみに買った時に描き下ろしがなかったり数ページだったりの残念な気持ちになったこと何度もあるけど、本編ラストからの続きが見れて内容も濃くてこれは読者は嬉しいなあと。
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