イキガミとドナー
」のレビュー

イキガミとドナー

山中ヒコ

尊い設定に白飯が進む

ネタバレ
2024年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 国を守る人間兵イキガミと、唯一イキガミを治癒することができるドナーとか…
尊い設定でそれだけでも推せるのに、イキガミである鬼頭の孤独要塞にドナーの吉野が切り込んでいく様子も良い。
兵器として育てられた鬼頭が愛を知っていく姿には心がじんわり。

1巻無料なので気軽に読んだが、続きが読みたくて2巻も即おかわり。
乱暴者が独占欲の鬼になる様には白飯が何杯も進んだ。

二人の関係性に重きをおいた分、全体的に世界観がややあっさりしているように感じたものの、上手くまとまっていて読みやすかった。
謎多きメガネ先生のスピンオフもあるようだ、世界観が膨らみそうなのでこちらも読んでみたい。

致しもあっさりしており、残念ながら宝物を見せない手法。
だが、修正が無いため「おや!?」となることも。
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