このレビューはネタバレを含みます▼
タチ同士の大和と仁のお話。
冒頭、同じタチとしてプライドを刺激された? わざわざ相手の職場に乗り込んで実地でテクを体験…。エッチですが、話の導入としては少々強引な印象でした。
ただ、酔っぱらった大和が可愛いというのは、仁に完全同意。ふにゃふにゃ大和は素直で可愛すぎました。
大和も仁も惹かれ合っているのに、どっちも相手がタチだからなーとため息をつくのが面白い。
というか、疲れている大和にご飯を持ってきてあげてチュッチュとか。エチしてないだけで、既にめっちゃ付き合ってる感満載! え? これはもうラブラブではないの?
このまますんなり両想い展開に進むのかと思いきや、まさかの○P!(この作品最大のネタバレのため伏字で)
レーベル的にはアリアリなのかもしれませんが、個人的には無し無し。
というか、この作品のネコ全員(まぁ2人ですが)イケイケヤリヤリムーブなの、何なの?
そういう界隈なのかもしれませんが、うーんとしか言えませんでした。
が、実際の行為のシーンは、実質大和と仁のエッチ(にしか見えませんでした)。
ネコくん達とガッツリ致してしまうので、正直地雷気味でしたが、気持ちは完全にお互いの方を向いていましたし、コレが無ければ一生お互いの気持ちを認めることが出来なかった気がするので、必要なステップだったのでしょう。
うーん。うだうだ書き連ねてしまいましたが、この作品の評価は○Pが許せるか否かにかかっている気がします。
なぜなら、その後のラブラブが最高だったから!!
大和が可愛すぎました。衝撃的過ぎます。1話からあったちょっと泣き虫設定が存分に生きています。
こんなの仁だけじゃなく、全てのタチを魅了してしまう~。
その後の話(5.5話)も描き下ろしも可愛いが過ぎますし、ラブラブが過ぎます。
大和が積極的に攻めるのも萌え滾ります。一生ラブラブシーン見ていられます。
あとがきに高嶺×あっくんのイラスト。
この作品の一番の功労者は高嶺くんですね。○Pのお誘いはどうかと思いましたが、ナイスアシスト!
あっくんもなんだかんだ幸せそうで、誰も痛手を負っていなかったのが良かったです。
前回この作者さんの作品を読んだときはいまいちだったのであまり期待していませんでしたが、最高でした。
他の作品も読んでみたくなりました。