シャンパンタワーの向こう側
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シャンパンタワーの向こう側

りんこ/三原しらゆき

どんな人物なんだろ感が増した2巻✨✨

ネタバレ
2024年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな作者です。煌夜×優雅 歌舞伎町ホストの物語なのですが、ホストがホストの接客技術を使ってホストを口説く。そのホストもホストの接客技術でかわしているんだけど…最後は落ちるとかじゃなく金銭問題が絡んでくる物語。

初めて抱かれた男の借金の為にホストをしている優雅…(まだ忘れられない)その相手社長兼代表の紫音が個人的には何とも。経理担当の男性に売上げを持ち逃げされ不渡りを出しかけた時、クラブの土地建物を抵当にして融資を受け乗り切った過去。社長の為にその借金を返し終わるまではホストを辞めない、と優雅。その優雅に惚れた主人公 煌夜の物語。

繰り上げ返済しても後4年かかると社長。その間ホストを辞めた煌夜が優雅を預かることになり、この4年で完落ちさせて下され…と願った読了でした。

抵当が入っている間は、何も出来ないのだろうと(抵当を外すのも一苦労。)だから思ってしまったんですね…その店の玄関に飾ってる凄い腕時計、売ったら?と。社長、スーツは量販店でしょうね?と。あなたの借金の為に、あなたに惚れている優雅が身を粉にして働いてるのにさ…と(あ、ちょっと鼻息が… 。)

p.133 煌夜のセリフ 「歌舞伎町で話題のお二人が えらい堂々と一緒にいはるとか さすが四天王感心するわあ」と、これは出身京都弁の嫌味だと本人(嫌味かなぁ。)煌夜には男性が持つ母性をヒシヒシ感じます。

2人がホテルに向かうシーンで終わった後の描き下ろし冒頭で、サッと残りのページ数を確認(大丈夫です😩)そして本当に…え?って、そこ?ってなって。なんでくるまる?なのに優雅の下着よ…最高ょなのに見れないんです…優雅の全身😩 見たかったナ。煌夜の下着姿はモデルの様なんだけど何だか…良い悪いじゃなくもっとこう😉

追、2巻✨✨嬉しい。優雅の自己否定が何なのか分かりそうな所で…続く!!次もある!嬉しいけど続きがになります。夢の様なお世話生活の2巻でしたが、3巻はようやく2人が向き合えそうな感じで、期待しかなく。作者の描写はねっとりしっとり艶やかなので、こちらも期待しています。楽しみ😊
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