転生先でメタ発言をしたら攻略対象の王子が豹変しました
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転生先でメタ発言をしたら攻略対象の王子が豹変しました

びた

BL民がメタ発言して通りますよ~

ネタバレ
2024年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某サイトで爆売れしているこちらの転生モノTL作品。
値下げとクーポンが使えるなら…と手にしてみたら、日頃BLを読んでいる身からすると、なかなかに新鮮な世界が広がっていたのでした。

事の発端は、プレイしていた乙女ゲームのヒロインに普通の女の子が転生してしまい、攻略対象である王子アルの告白イベントで良心の呵責から、真実を告げて断ったら、というところから。

すると、それまで品行方正だった王子アルが豹変して、自分の肉欲を露わにしていく過程が過激で次々来るギャップの連続に読み手の情緒も「???ナンデ???」とアワアワするのが新鮮で。

驚いたのが、アルのアルが、XL?アナコンダ?凶器?レベルのサイズで、思わず「TL界のXLサイズとBL界のソレには違いがあるのか?」とか、「そのアナコンダ、白いピタピタズボンに収まらんやろ!!!」…等々のツッコミが止まらず。でも敬語攻めズキーには、たまらん属性でもあります。

さらに、品行方正な乙女ゲームの王子が、一体どこでそのドスケベワードを身につけたんだろう?もしかして、我々に見えている全年齢版の世界線とは違うR-18版の世界線にアルは出入りできるんだろうか?…とか妄想もはかどっちゃうし、事後のお互いの思いの通じ合った後のアルのあのウブな反応何なの?あんなにドスケベしておいて、急に好青年ワンコに戻るな!!!情緒が乱されるやろ!!!とこれまたツッコミが止まらないんですよ。

BLとの違いを感じたのは、本作の場合女の子は普通の子、っていう少女マンガ系統の主人公であるためか、男子たるアルが、ドスケベ役もワンコ役もスパダリ役も一人で担っているな、ってこと。BLだと、その辺、役割分担とかCPの組合せで何通りもの味変が楽しめるのだけれど。八面六臂の大活躍、アル、ホントにお疲れ様でした!!!という印象でした。

これだけ身体と表情を魅力的に描ける先生なので、是非是非いつかBL畑にお迎えしたいなと。作者様、編集様、ご一考くださいませ。 かしこ
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