このレビューはネタバレを含みます▼
いや、いわゆるおバカなんですよ。タカヤ(受け)が。
たのしそ~っつってホストになって、でも会話がおバカだからちっとも指名客がつかない。
漢字も読めないし、ノリの軽さもイラッとするレベルだし、簡単に騙されてハメられるし。
そんな感じだから1話は「なんじゃこいつ」って思ってた。
でも斉藤さん(攻め)に好かれたくて「デキる男」になりたくて、気を失っても泣きながら飲み続けたり、四つ葉のクローバーを見つけた写真を嬉しそうに斉藤さんに見せたり、ほんのちょっと斉藤さんが笑っただけで幸せそうに笑ったり、お客さんの話題にちゃんと乗れるように初めて本屋さんに行って頑張って読書したり、
とにかくいじらしい。一生懸命で頑張り屋さん。今までは頑張り方が分からなかっただけ。
空回ったり地雷踏んだり、見てるこっちはハラハラしたり萌えたりで忙しい。
とにかく頑張って!無理しないで!って応援したり心配したりしちゃう。
ノノノ先生の作品は、必ずどこかに物凄く心が痛くなるような描写が入ってくるので覚悟はしていたけど、こんなにもいじらしいタカヤが危ない目にあう瞬間は、本当に泣きそうになった。
分かってましたよ。1話でアイテムが出て来て3話で斗真が出て来た段階で
あっ、ヤバいな、やられるなって分かってましたよ。
それでもキツかった。
そのくらい、私もタカヤが愛おしくなってた。
傷つけないで!斉藤さん早く助けに来て!って心で叫びましたよ。
タカヤの純粋さといじらしさは、ワンコというより もはや赤ちゃんレベル。
汚れないように、道を間違わないように、庇護してあげたくなる。
いつも幸せそうに笑っていて欲しい。
斉藤さんとタカヤはあまりにも両極にいるような感じですが、正に補い合って支え合って幸せになるんだろうな。
おまけページで斉藤さんがタカヤを四六時中甘やかしているエピソードがありましたが、分かる、分かりますよ斉藤さん。
あ、あとどうでもいいですが
初めての挿入の瞬間にメガネを外した斉藤さんの顔があまりに美しすぎて目ん玉飛び出ました。
タカヤくんももちろんアレが飛び出ました。