邪神の弁当屋さん
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邪神の弁当屋さん

イシコ

イシコ先生、覚えた!

2025年3月6日
70%オフクーポンに釣られてふと目にした作品です。初読みの作家先生。絵柄がなんとも独特で、物語はふんわりとしたファンタジーかな…?という印象で購読してみました。
確かにファンタジーではあるのだけど、一筋縄では行かなさそうな物語。
レイニーは一日一善をモットーとするお弁当屋さん。掲げているだけのお飾り的なモットーではなく、切実な理由と目的があるのです。
訳あって市井の人となっているレイニーですが、過去と、更にもっともっと古い過去を持っているみたい。まだそれは明かされていない部分もあり、まだ一巻、続きをお楽しみに、というところです。
さて、この独特な絵柄。硬いようでしなやかだし、無表情(笑顔ではあるけれど)に描かれているようで過剰な表現を削ぎ落とした究極の絵だな、と、読むうちにどんどん惹かれていきます。特にレイニーの表情が一番目が離せない。
力持ちのチュンちゃんと城勤めのライラック(ディラン(ビバヒル)ぽいけどガタイの良い男前)が推しです。
それにしても講談社作品は、どうしてこうも惹かれるものが多いのか。続きもので追いかけている作品が多すぎる。ので、もっとセールやクーポンがあると嬉しいなあ。
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